今朝の、NHKラジオ深夜便の「明日への言葉」で、阪神淡路大震災の時に出来た歌
「しあわせ運べるように」の感動的なストーリーと、小学生の合唱団の歌声に、涙腺が緩みました。
神戸に生まれ育ち、神戸の小学校で教えていらした臼井真先生が、大震災に遭い、教え子も失い、
「数々の思い出が失われ、絶望感で胸がいっぱいになりました。そのとき、こんな思いが頭をよぎった
のです。
「子どもたちの歌声で、壊れた神戸の街を包みたい」
「生まれ育った神戸の復興のために、自分ができることは、音楽で表現することしかない」
臼井先生はそばにあったB4の紙を急いで取り、鉛筆で歌詞を走り書きし、メロディーを加え、
この曲はわずか10分で生まれた、というのです。
そして、この歌は、東日本大震災の東北はじめ日本全国で、更に、現在では、英語、中国語、
フランス語、ペルシャ語、トルコ語、カンボジア語、イタリア語、ハンガリー語にも訳され、
海外でも「自然災害に遭った人々の復興への力」として歌われているようです。
一、
地震にも 負けない 強い心をもって
亡くなった方々のぶんも 毎日を 大切に 生きてゆこう
傷ついた神戸を もとの姿にもどそう
支えあう心と 明日への 希望を胸に
響きわたれ ぼくたちの歌
生まれ変わる 神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように
二、
地震にも 負けない 強い絆(きずな)をつくり
亡くなった方々のぶんも 毎日を 大切に 生きてゆこう
傷ついた神戸を もとの姿にもどそう
やさしい春の光のような 未来を夢み
響きわたれ ぼくたちの歌
生まれ変わる 神戸のまちに
届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように
届けたい わたしたちの歌 しあわせ 運べるように
しあわせ運べるように(ふるさとバージョン)
作詞・作曲 臼井 真 (ユーチューブで聴けます)
臼井先生は、音楽を通して、やさしさや人の心の痛みがわかる子、目に見えないものの美しさがわかる子に
なってほしい。そして、小学生のときに何かに心が動かされて感動できる子、涙を流せるような子になれれば、
大人になってもいろいろなことに感動できるような人になるだろう、と、
約30年間、子どもたちへ音楽を教え、昨年春定年退職されました。
現在では、阪神淡路大震災を体験していない子どもたちもこの歌を通して多くのことを学んでいるのです。
臼井先生は、300曲以上、作詞作曲されていらっしゃるとのこと。益々のご活躍をお祈りします。
ウォーキング中に出会った花。
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