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平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1819 コロナで右往左往の傾聴活動

2020-04-03 11:21:25 | 日記

コロナ感染拡散がひどくなる一方。
私達の傾聴ボランティア活動も、コロナ騒動で右往左往しています。
私達の傾聴ボランティア活動は、さいたま市シルバー人材センターが、元気な高齢者の経験と知識を
生かして、地域社会の活性化や福祉向上に貢献する事業の一環として14年前に始めた。「あゆみ」という名前で

シルバー人材センターが主催する、傾聴の基本・心構え・スキル・ロールプレイなど40時間の研修講座、
傾聴現場で出会った困ったことへの対応など傾聴のスキルをアップさせる研修講座などを受けた350人の
会員が、さいたま市の特別養護老人ホームなど45施設、個人宅80軒を毎月2回訪問している。

3月初めに、自粛して傾聴ボランティア活動もしばらく休止すべきかどうか検討したが、当時は、
「コロナ感染予防のためしばらく来ないで」と外部からの来訪者をシャットアウトする施設が多くなった。
一方、「こういう状態で、家族も来てくれないので、是非続けて(マスク・ウガイ・手洗い消毒など徹底して)」
という施設や、「傾聴さんが来てくれなくなったら・・・、是非続けて欲しい」と言う、独り暮らしで心細い
思いをしていらっしゃる個人宅の方、もあって、
シルバー人材センターとしては、マスク・ウガイ・手洗い消毒など万全の態勢で続けよう、ただし、少しでも
不安があったり、持病もちの会員は、傾聴活動を休止して欲しい、ということで、細々傾聴活動を続けて来た。

しかし、状況は悪くなるばかり。
あゆみ会員の代表は、
 傾聴活動を事業として推進しているシルバー人材センターの事業方針として、
 「施設訪問も個人宅訪問も、コロナ騒動が治まるまでしばらく活動を休止する」ように、
決定し、施設にも、個人宅にも、会員にも、周知徹底して欲しい旨、3月末に申し入れていた。

昨日、会員代表が、事業主体であるシルバー人材センターの傾聴活動を主管する局長を訪問して、事業主体側が
「申し入れ」について検討した結果を聴き、話し合った。
結果、
 施設訪問は、全面的に訪問休止、施設にも通知する。
 個人宅は、家事援助を続けていることもあり、検温・マスク・手洗いなど、厳重な体制で、 活動時間を
30分程度に短縮して、傾聴活動を続ける。
 持病を持っている方や、不安のある方は、活動を休止する。
 今後の政府・自治体の対応によっては、個人宅訪問活動を休止する。
という、事業主体であるの決定に従がわざるを得ないことになった。

感染拡散の責任を追及される事態が起きたら、シルバー人材センターが責任を負うにしても、
関わっている「会員」はもとより、会員全体の心の動揺は、コロナ沈静後の「傾聴活動の継続」に影響することを
懸念している、会員側の意向が反映されず、全面活動休止にならなかった。

一部会員から、猛烈な反発があり、まだ右往左往が続いている。