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平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い1612 揺れる民主主義 

2019-09-01 10:22:03 | 日記

「逃亡犯条例」改正案がキッカケになって、大混乱の香港。
1997年7月、英国が、アヘン戦争以降植民地支配していた香港を中国に返還した。
英国統治時代の民主政治体制を特別自治区として、50年間は維持することが、英中両国で取り決めら
れた。いわゆる「一国2制度」。
中国としては、なし崩し的に、中国の政治体制に移行させたい、と「武力を使ってでもやるぞ」の構え。
市民としては、「共産党独裁政権によって、市民が縛られることになったら大変」、と反発。
天安門事件の時は、北京という中国国内の事件であり、報道統制も出来たが、香港は、世界に開かれた
特別自治区であり、報道統制が難しく、天安門事件のように、武力で「デモ鎮圧」は、世界世論もあって、
簡単には出来ない。

しかし、テロが、暴徒化すれば、武力行使の口実を作ること成る。民主主義が武力でなぎ倒される
一方、英国では、EU離脱問題がこじれている。メイ前首相は、議会が「合意なき離脱」を阻止する決議を
し、「合意なき離脱」の道は閉ざされ、国論をまとめられず、辞任。
後継のジョンソン首相は、「EUの合意無くても10月末に離脱する」と表明しており、
議会が、「合意なき離脱」を阻止する決議を出来ないように、9月9日~議会を閉会すると、決めた。

「ええっ!」民主主義の最先進国が、と、ガッカリです。
野党は、内閣不信任案で対抗することで、解散総選挙になりそう。
EUは、英国が、解散総選挙になったら、「離脱延期」を認めざるを得ない。問題が先延ばしになるだけ。
民主主義が、英国がかつて統治していた「香港」で、そして、英国議会で、揺れに揺れている。
何とか、民主的にことが納まるように、と祈るばかりです。

ウォーキング中に出会った花々。

9月1日「今日は何の日カレンダー」より
防災の日、関東大震災記念日、国際青年デー、宝塚歌劇団レビュー記念日、羊毛年度始め、霞ヶ浦の日、
省エネルギーの日(毎月)
▲上野~青森間、現・東北本線全通(1891)▲平塚らいてう、「青鞜」を発行(1911)
▲工場法施行、15人以上の職場で12歳未満の就業禁止など規定(1916)h
▲関東大震災、起こる。マグニチュード7.9、家屋の全半壊25万戸以上、焼失44万戸以上、津波による流失
868戸、死傷者20万人以上、行方不明者4万人以上(1923)▲宝塚少女歌劇団、日本で最初のレビュー、
初演(1927)▲竹久夢二没(1934)▲第2次世界大戦、はじまる(1939)▲原子力船むつで放射能漏れ事故(1974)
▲大韓航空機、ソ連軍機に撃墜される。乗客乗員269名行方不明(1983)▲東京・新宿歌舞伎町雑居ビル火災
44人死亡(2001)▲モントリオール国際映画祭で、日本2作品が審査員特別賞など受賞(2014)