ヨハネによる福音書10章1~21節
わたしは良い羊飼い
羊飼いは、羊の一匹一匹に名前をつけておりました。そして、その羊の名前を呼ばれることで、羊は羊飼いの後に従っていったのでした。それも、名前を呼ばれると従っていったのではなく、いつも自分の名を呼ぶ羊飼いの声でなければついていかなかったのです。
羊飼いも自分の羊はちゃんとおぼえていたし、羊の方も、羊飼いが誰であるか、誰が自分の命を守 . . . 本文を読む
ヨハネによる福音書9章35~41節
見えないものに目を注ぐ
〔説教要旨〕
先週の説教の中で平良憲誠牧師は、ヨハネによる福音書の中で報じられているカナの婚宴における「しるし」、すなわち、水をぶどう酒に変えるというイエスの奇跡は、ヨハネ福音書の末尾にある 「あなたは私を見たので信じたのか。見ないで信ずる者は、さいわいである」(20:29)というイエスの言葉との間に存在している緊張の中でと . . . 本文を読む
ヨハネによる福音書2章1~12節
最初のしるし
このカナでの婚礼における奇跡物語は、ヨハネによる福音書ではイエス様が、最初に行った奇跡だったということになっています。
このとき、イエス様一行は、ある人の婚礼に招かれました。「ガリラヤのカナで婚礼があって、イエスの母がそこにいた」という言い方からして、その結婚した人々は、マリアの親戚か何かだったのではないかと予想されます。
ですか . . . 本文を読む
I ヨハネ1章35~51節
あなたは神の子です。イスラエルの王
バプテスマのヨハネは、イエス様に聖霊がくだるのを見て、この方がメシアだと理解しました。ヨハネは、イエス様に再び出会ったときに、ヨハネの弟子だった二人に「見よ、神の小羊だ」と言いました。それで、二人は、ヨハネを離れて、イエス様についていったのです。
イエス様は、その二人が、ご自分に従ってくるのをご覧になって、「何を求めているの . . . 本文を読む