エヒメボデー 作業日報

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四国111系を模型化したい(3)

2020年09月19日 | 鉄道(模型)
α-modelの111系キットにtomix製113系下回りを入れる覚え書きです。

使用したのは113-1500横須賀色セットB(品番92714)。2004年頃の製品みたいですな。
中古113系の4両セットとして一番安く買えたのでこれにしました。



取説だとガラスパーツの爪をカットして・・・となっていますが、それだけでは全く下回りが収まりません。
そもそもクハは床板の方が車体よりも長いので物理的に無理。


ということでクハ111はまず車端部を削ります。



窓ガラスパーツは下端をカットします。1mm程度かな。
(クリアパーツなのでニッパーとか使うとピシッと逝きやすいので注意。あと擦り傷できやすいので、写真みたいにマスキングテープで保護してからの方が良いかもです)


座席部分も削りが必要です。
クロスシートは窓側になる部分を1mm程度削ります。



ロングシートは背もたれを薄くするように削ります。
窓ガラスパーツがtomix製よりも厚いので、コレをやっておかないと車体が膨らんじゃいます。

組んでみるとこんな感じ。

窓ガラス下端をカットすることで床板との干渉を避け、座席部分を削ることで車体の膨らみを回避しているって訳です・・・


続いて中間車(動力あり)ですが、クハがこれだけ大変だったんで、さぞかし大変・・・と思ったら

爪や突起を一部カットするだけで動力ユニットがハマりました。
クハみたいに下端をカットする必要は無しです。


中間車(動力なし)は、爪や突起は全部カット、妻面に近いほうだけ下端を少々カットします。



床板はクハと同じように座席部分のカットが必要です。


ということで何とか下回りが収まりました。
(ついでにTN化もしました。動力車にTN組み込む作業もかなり難儀しました・・・)

製品の時期によって異なるかもしれないので、参考程度でお願いします。
最近の製品ならば説明書通りですんなり収まる・・・ってこともあるかもしれないし。

ということで、次回は塗装編です。