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迷歩録  崩壊

2020-12-08 12:41:16 | 日記
  朝陽射  雲の出番で  無くなりて  寒さが襲う  南九州


                              ひのひら  ろくべえ


      朝の暖かき日差しは無くなり、空一面ねずみ色、寒さも強まり、暖房を

     求める程、肌寒くなってきた南九州である。

      コロナは日本全国へ広がり、医療崩壊という話題がテレビのニュースの

     メイン話題となっている。しかしこのような状況は予測できたのだが、

     その対策は何もしてこなかった。それが今日の医療状況を招いていると

     言ってもいいのではないだろうか。

      特に看護師不足が医療崩壊の中心となっている話題が多い。看護師

     不足は、日本の医療行政の問題ではないだろうか。看護師は奉仕の精神を

     教育され、その理念を大きく懐に修めて働いている。そのことを就職してい

     るのが医療経営する側に利用され、過酷な労働にもかかわらず、低賃金、
      
     過酷労働環境、条件で今までも働いてきた、コロナ感染でそのことがクロ

     ーズアップされている。看護師の質は、その医療現場のレベルを決定づけ

     る、それほど医療の中心にあるにもかかわらず、多職種程優遇されない、

     職種なのである。医療従事者の中で24時間患者に寄り添っている職種は看

     護師だけなのである。患者に寄り添う、この看護観こそが教育なのである。

      看護協会という団体も、資格を重視して専門看護師を創り出すことに力を

     入れてきたこのことにも責任の一端があるのだろう。崩壊となれば多くの国

     民が医療難民となってしまう。厚生省を始めとする関係組織は、抜本的に医

     療体制の見直し、将来ビジョンを持って日本の医療体制の見直しをするチャ

     ンスなのではないだろうか。看護師を始めとした医療の質を担う者たちの将

     来性を保証できる医療行政であってほしいものである。それでこそ国民の健

     康維持して護ることができるのではないだろうか。

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