澄み渡る 空に映えるや 桜かな 飛び交う燕 目の前掠め
ひのひら ろくべえ
春の爛漫を、そのまま現したような天気に恵まれ、人々の行き交う
表情もどことなく、微笑み春を満喫しているようにも見えた一日であっ
た。桜は早いところでは、葉桜となったようだが、関西では今が満開の
まっただ中、夜桜も多くの人が楽しんでいることであろう。
日本の四季というものは、人間の生活にメリハリをつけ、生きる、生
きてる喜びを、平等に与えてくれる。ありがたいありがたい、自然現象
では、ないだろうか。まずこのことに感謝しなければ、日本に生まれた
縁に感謝して、その時点をスタート地点として、物事を考えたいもので
ある。人間も自然現象の一部、自然現象を敬うという事は、人間を敬う
ことにも等しいのであろう。誰にも平等に与えられる自然現象をどのよ
うに受け止めどのように感じるかは、その人次第であろう。このその人
次第という所が、とても大切な感覚なのではないだろうか。この感覚を
磨けば磨くほど、人間としての「艶」が現れてくるのかもしれない。「艶」のあ
る人間を目指したいものである。
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