蒼い芝生の傍らで

サッカー観戦記および日常の出来事等

最近読んだ本:『月島慕情』

2009年11月16日 20時57分26秒 | 
今日は休もうと思って寝坊してみたものの、やる事を思い出して飛び起き、出社しました。
しかし、やっぱりしんどかったので、やる事をやれるだけやって、午後半休で帰宅。病院に行って来ました。

内科と整形外科(湿布が欲しかった)のハシゴをしたので、待ち時間に浅田次郎さんを読んでいましたが、待ち時間が思いのほか少なく★続きが気になって、帰宅後に読みきってしまいました!

【ストーリー】
小学校を終えた頃、人買いに買われて吉原の女郎となったミノは、26歳で太夫に上り詰める。2度の身請け話が水に流れたが、太夫になって5年目に、身請け話が楼主からもたらされる。相手はミノの惚れた相手、博徒の時次郎。この降って湧いたような幸運に、ミノは幼き日に祈った不動様のご利益と思った。
手付金を楼主に払われているミノは、自由に吉原の外へ出る事が出来るようになる。ある日、時次郎の住む街を見に、月島へとミノは向かうが・・・

表題作『月島慕情』は、大正時代の吉原のお話。他、酒乱の夫の元から命からがら逃げ出して20年、再婚もして幸せな暮らしを営んでいた初江の元に、「お骨を拾ってほしい」と言う連絡が入る『供物』。北海道の自衛隊駐屯地で、酔った上官から「鰻を食え」と言われ、上官が「鰻を食べない理由」を聞かされた隊員の話『雪鰻』。など、全7編の短編集です。
どの話も泣けますが、私は『冬の星座』で号泣でした!

ひとつひとつの話は短いのですが、短さを感じさせない話の深さです!選び抜いた言葉で綺麗に綴られる話は、時代背景はバラバラですが、そこに暮らす人の空気が伝わって来ます。
物語の素晴しさはいつもの事ですが、桜庭一樹さんの『解説』で、彼女と浅田さんとの対談がまたグッと来ます(オール読物という雑誌の対談らしい)!『美しい』と思う何かを心に一つ、持たなければと思いました!やっぱり、『核』のある人って、憧れますね・・・。

さて、まずは自分を取り戻すべく、早く風邪を治します☆
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負けない強さ(天皇杯:vs横浜Fマリノス)

2009年11月16日 14時06分52秒 | 川崎フロンターレ
昨日は帰宅後熱で倒れてしまったので、本日更新です☆

「このマスクは、『予防』です!」と大嘘をつき、応援団席へ潜り込んだ私★間違いなくインフルエンザではないのですが、喉の痛みが若干不安な所です。
試合前、マリノスサポのKちゃんと、「本日の試合を盛り上げよう!」とメールを交わし、14時過ぎキックオフ。

試合の内容は、もはや殆ど覚えていないのですが・・・(汗)
今年5回目の対戦・3回目の日産スタジアムと言う、有り得ない回数の対戦数。近場で有り難くはあるのですが、正直『4回戦と言うJ1同士でも注目度が低い天皇杯を、いかに注目させ・集客(集金)させるか?』と言う、JFAの思惑が透けて見えるトーナメント表だった事に気が付かされました。早い所、この『カネ体質』から脱却してほしい所です。チームに魅力があれば、どんな試合でも観客は足を運ぶ物です!

そんなカネの話が透けて見える対戦カードでしたが、やる方は当然真剣です!リーグ戦では1勝・1敗、ナビスコ杯を準決勝で落としている横浜はここでまた川崎に負けたくないと思いますし、川崎は川崎で『今は1つも負ける事の出来ない状況』なので、サポーターも含めて『死に物狂い』の態です。特に、今年は日産スタジアムで勝っていないので、この辺りの縁起の悪さも払拭したい思いでした。

前半に1点先制するものの、後半暫くして同点に追いつかれ、試合終了間際に追加点で勝利を引き寄せ、試合終了!物凄くしんどい試合でした・・・。
JFAの思惑からすると、準々決勝は『今年4回目の多摩川クラシコ』としたかったようですが、先日J1昇格を決めたJ2仙台が圧勝して、『川崎vs仙台』となりました。またもや緊張感みなぎるカードとなり、明日発表される開催時間・場所が気になって仕方がありません!
頑張れ、川崎フロンターレ!!

さて、そろそろ午後の診療開始時間なので、病院へ行くとします(※熱が下がったので出社したものの、午後半休取って帰宅しました☆)。風邪のせいで、森選手が出場する今日のサテライトも諦めたし・・・。
チクショー!!早く治してやるっっ!!東洋医学、バンザイ!!(←熱出た?)
コメント (4)
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