今日は休もうと思って寝坊してみたものの、やる事を思い出して飛び起き、出社しました。
しかし、やっぱりしんどかったので、やる事をやれるだけやって、午後半休で帰宅。病院に行って来ました。
内科と整形外科(湿布が欲しかった)のハシゴをしたので、待ち時間に浅田次郎さんを読んでいましたが、待ち時間が思いのほか少なく★続きが気になって、帰宅後に読みきってしまいました!
【ストーリー】
小学校を終えた頃、人買いに買われて吉原の女郎となったミノは、26歳で太夫に上り詰める。2度の身請け話が水に流れたが、太夫になって5年目に、身請け話が楼主からもたらされる。相手はミノの惚れた相手、博徒の時次郎。この降って湧いたような幸運に、ミノは幼き日に祈った不動様のご利益と思った。
手付金を楼主に払われているミノは、自由に吉原の外へ出る事が出来るようになる。ある日、時次郎の住む街を見に、月島へとミノは向かうが・・・
表題作『月島慕情』は、大正時代の吉原のお話。他、酒乱の夫の元から命からがら逃げ出して20年、再婚もして幸せな暮らしを営んでいた初江の元に、「お骨を拾ってほしい」と言う連絡が入る『供物』。北海道の自衛隊駐屯地で、酔った上官から「鰻を食え」と言われ、上官が「鰻を食べない理由」を聞かされた隊員の話『雪鰻』。など、全7編の短編集です。
どの話も泣けますが、私は『冬の星座』で号泣でした!
ひとつひとつの話は短いのですが、短さを感じさせない話の深さです!選び抜いた言葉で綺麗に綴られる話は、時代背景はバラバラですが、そこに暮らす人の空気が伝わって来ます。
物語の素晴しさはいつもの事ですが、桜庭一樹さんの『解説』で、彼女と浅田さんとの対談がまたグッと来ます(オール読物という雑誌の対談らしい)!『美しい』と思う何かを心に一つ、持たなければと思いました!やっぱり、『核』のある人って、憧れますね・・・。
さて、まずは自分を取り戻すべく、早く風邪を治します☆
しかし、やっぱりしんどかったので、やる事をやれるだけやって、午後半休で帰宅。病院に行って来ました。
内科と整形外科(湿布が欲しかった)のハシゴをしたので、待ち時間に浅田次郎さんを読んでいましたが、待ち時間が思いのほか少なく★続きが気になって、帰宅後に読みきってしまいました!
【ストーリー】
小学校を終えた頃、人買いに買われて吉原の女郎となったミノは、26歳で太夫に上り詰める。2度の身請け話が水に流れたが、太夫になって5年目に、身請け話が楼主からもたらされる。相手はミノの惚れた相手、博徒の時次郎。この降って湧いたような幸運に、ミノは幼き日に祈った不動様のご利益と思った。
手付金を楼主に払われているミノは、自由に吉原の外へ出る事が出来るようになる。ある日、時次郎の住む街を見に、月島へとミノは向かうが・・・
表題作『月島慕情』は、大正時代の吉原のお話。他、酒乱の夫の元から命からがら逃げ出して20年、再婚もして幸せな暮らしを営んでいた初江の元に、「お骨を拾ってほしい」と言う連絡が入る『供物』。北海道の自衛隊駐屯地で、酔った上官から「鰻を食え」と言われ、上官が「鰻を食べない理由」を聞かされた隊員の話『雪鰻』。など、全7編の短編集です。
どの話も泣けますが、私は『冬の星座』で号泣でした!
ひとつひとつの話は短いのですが、短さを感じさせない話の深さです!選び抜いた言葉で綺麗に綴られる話は、時代背景はバラバラですが、そこに暮らす人の空気が伝わって来ます。
物語の素晴しさはいつもの事ですが、桜庭一樹さんの『解説』で、彼女と浅田さんとの対談がまたグッと来ます(オール読物という雑誌の対談らしい)!『美しい』と思う何かを心に一つ、持たなければと思いました!やっぱり、『核』のある人って、憧れますね・・・。
さて、まずは自分を取り戻すべく、早く風邪を治します☆