蒼い芝生の傍らで

サッカー観戦記および日常の出来事等

まだ足りない。(ナビスコカップ決勝:vs FC東京)

2009年11月03日 19時56分11秒 | 川崎フロンターレ
昨日は物凄い雨が降ったりしましたが、今日は快晴!でも、風が強くて寒かったです☆
そんな中、Jokerさんは新しい靴を履き、私は完成した『けんけつちゃん・ナビスコ仕様』を鞄にぶら下げて、国立へ向かいました!5万枚のチケットが、僅か20分で完売したとあって、開門2時間前に到着した時には物凄い人の列でした。しかも、横断幕の張り方で何かあったらしく、入場が遅れたとか・・・。運営側には、今後の参考にして気をつけて頂きたい所です。

2年ぶりの決勝の地・国立、相手は永遠のライバル・FC東京。今年の『多摩川クラシコ』は2勝ですが、決して侮れない相手です!サッカー新聞の大方の予想も『川崎の勝利』と出ていますが、2年前もその予想に反して敗北を喫しています。何としても、負けられません!!
入った時間が遅かったので、前列のコアゾーンには入れませんでしたが、コールリーダーの正面に近い場所を確保!周りも男性ばかりで、これは熱い応援が出来そうだ♪と思っていたのですが・・・。
それはさておき、勝利の女神・Sちゃんからの『頑張れメール』も頂き、気合も十分入りました!14時を回ってテレビ中継が恐らくいい具合に進んだ辺りで、キックオフ。

先攻で開始した試合。攻めてはいるのですが、物凄い違和感があります。逆に守備に回ると、穴があるのが判ります。2年前と同じ、『浮き足立った状態』である事が判りました。そして、FC東京・米本選手のぶれ玉シュートがGK川島選手の手を弾いて、先制されてしまいました。シュートも見事でしたが、今年の『ニューヒーロー』に輝いた選手をゴール前でフリーにしてはいけません。
前半は何度か惜しいシーンがありましたが決まらず、0-1で折り返します。

「前半は浮き足立っていたけど、ハーフタイムにきっと持ち直す筈!」と信じて迎えて後半45分。変わっていませんでした(涙)。そして、『勝ちたい』と言う気持ちだけが時間と共に空回りを続け、チャンスを何度も逃してしまいます。更に追加点まで挙げられ、周囲のトーンがガクッと下がったのが判りました。
「応援しろよ!ここは『応援ゾーン』だ!!」
と何度も怒鳴りたくなる気持ちを抑えながら、歌い続け・飛び続けました。ハイ、ワタクシ全然試合に集中出来ていませんでした★負けているのに、手拍子すらせず腕組して突っ立っている人が、目の前に何人もいる状況が気になってしまい、こんな大事な局面で試合に集中出来ない自分に腹が立ってなりませんでした。

「笛が鳴るまでは、点が獲れる!」と信じ続けて90分。敗戦を告げるホイッスルが高らかに鳴り響き、試合は終了しました。いつも通りのプレーが出来た東京に対し、自分達の気持ちだけが空回りした川崎。そして、勝たせる事が出来なかった自分。いつも試合で楽しませてくれている選手達が、一番欲しかった『初タイトル』と言うものを掴み取らせる力を与えられなかったと言うのが、悔しかったです。
選手達の挨拶が済んだ後、ふろん太がゴール裏に現れて、端から順に深々と頭を下げて回る姿を見て、涙が出ました。

あまりに悔しかったので、手拍子すらしなかった人々が笑いながら去った後、飲み干したお茶のパックの中に「チクショーッ!!」と叫んで蓋をし、国立に捨てて来ました。それでもモヤモヤが収まらなかったので、Joさんと東京方面に向かって歩き、新橋から東海道線に乗って帰りました。少しだけ、落ち着きました。

リーグ戦でどれだけ勝っても、『決勝』と言う1戦は全く雰囲気の異なる物で、これを勝ち抜くだけの力がまだ川崎には無かったと言う事なのでしょうか?まだ足りない『何か』を手にする為に、リーグ戦残り4試合と天皇杯、全力で戦おうと思います!!
頑張れ、川崎フロンターレ!!

FC東京の皆様、優勝おめでとうございます。
Sちゃん、試合後のメールも有難うございます。また等々力で、一緒に応援してね!
コメント
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