蒼い芝生の傍らで

サッカー観戦記および日常の出来事等

最近読んだ本:『声に出した瞬間、あなたを幸運にする48のことば』

2014年03月17日 23時53分57秒 | 
先日の入場待ちの間に、読み切ってしまいました!
渋谷ゴスペル・スクエア代表、ジェンナさんの、初めての本です!!

内容は、ジェンナさんが体験してきた様々な出来事をゴスペルの歌詞と融合させ、乗り切って行くための『ヒント』を与えてくれるもの。こうしなさい、ああしなさいと言うような押し付けは一切無く、優しく静かな言葉が淡々と綴られています。
難しい要素はなく、『声に出してみよう』のフレーズを口に出してみるだけでかなりスッキリするので、とにかく今少しでも苦しい現実から手っ取り早く逃れたいと言う方にオススメだと思います!
ことばは声に出すと、スッキリしますね♪

そんな逃げも隠れもしたいで現実と戦い、苦しい思いをされている方には大変申し訳ないのですが、基本的に根性がなくて楽観的、苦しくなりそうならさっさと他の方法を探す『エスケープ女王』の私としては、そこまで心に深く沁みて来ませんでした(ヲイ☆)。
唯一「そうなんだよね~」と考えさせられた言葉が、『Everything is beautiful in its season』。真冬に真夏の服装をしないように、時期に合った事をすべきと言うもの。
ジェンナさんは、お子さんが産まれたすぐ後に、その転機を感じられたそうです。私は、まさに今その転機に立ちながら、抗っているのを自覚しています。
もうすぐ6ヶ月になりますが、未だに『妊婦である』と言う状態を、受け入れられていません。

しかし、必ずどこかの時点で『転機』を受け入れなければならなくなる日が来ると思っています。出来れば、大事になる前に切り替えたいと思っています★
抗っても、上手くいかないだけ。ジェンナさんのように、受け入れる柔軟さを身に付けたいと思います!!

それにしても、後からボディブローのように効いてくる『ことば』の数々。
やっぱり、もう1回読もう♪(笑)

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最近読んだ本:『ジェノサイド』

2014年02月23日 00時22分15秒 | 
先月のTOEICが終わって以来、物凄い勢いで本を読んでいるので、レビュー間に合いません★
が、この本は凄かったので、まずはここから書いて行こうと思います。

ストーリーは、2つの方向から展開します。
一方は、アメリカ人の傭兵・イエーガーが難病に苦しむ息子の医療費を稼ぐため、法外な報酬を得られる任務に就く所から始まります。任務の内容は、アフリカである民族の集落を皆殺しにすること。
もう一方は、遠く離れた日本が舞台。死んだ父親から葬儀の後に、謎の薬の研究を引き継げと言う内容のメールが送られて来た薬学の大学院生・古賀研人の話が展開します。研究期間は1ヶ月。何の為の研究かも判らないまま、警察に追われたり命を狙われたりする研人。
イエーガーの真の任務とは何か?研人は無事に薬を完成させられるのか?大国の陰謀が渦巻く中で、物語は進行して行きます。

まず凄いのが、アフリカでの戦闘シーン!下巻までイエーガーさんは殆ど戦いっぱなし・逃げっぱなしなんですが、最新兵器から人間同士が銃を撃ち合う戦闘まで、とにかく凄惨な場面が続きます。逃亡ルートの村まで襲われたり、その大量殺戮っぷりは途方もない話です。
でも、これって今でも実際に世界のどこかで起きている戦争なんですよね。少年兵の下りなどは、夢に出そうな位ショックでした。

一方の研人君の話は、薬学専門用語がバリバリ出てきて、意味は解らなくても引き込まれてしまいました。時間との戦いを逃亡生活の中で行わなければならない研人君のひたむきな姿に、ただただ「頑張れ!!」と応援したくなります!
協力者のジョンフン君(韓国人留学生)も、物凄い良い味出てます!!

そして、アメリカの大統領って、物凄い権力を持っているだけに悪役にしやすいですよね(笑)。多分あの方がモデルではないかと思ったのですが、こんな人には権力者になってほしくないと願うばかりです!

とにかく、最近読んだ本の中では、圧倒的な読みごたえがありました!
読みごたえを求め、且つ理系に拒否反応がなく、体調の良い方(戦闘シーンはかなり凄惨)にオススメです!!

今、テレビを点けたらオリンピックばかりですが、先日ウクライナの選手が、反政府デモが悪化する国の対応に抗議する意味で、棄権されましたよね。今まで努力し続けてここまで来たと言うのに、とても残念で悲しい事だと思いました。
スポーツが出来る平和が世界中にもたらされる日が来ることを、願わずにはいられない私でした!!
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最近読んだ本:『ダークゾーン』

2013年10月21日 22時09分35秒 | 
先月も、結構本を読んでいました。
そろそろ文庫を持つ手が湿気ってなくて、本はフニャフニャにならずに済むもののページがめくれない、読書の秋な季節です♪(笑)

貴志裕介さんの作品は、実に『青の炎』以来!(驚)貴志さんと言えば近年だと『悪の教典』ですが、向いてなさそうだったのでこれはパスしました☆

主人公・塚田は、将棋プロの卵である大学生男子。ある日目覚めると、見知らぬ場所で『赤の戦士の王』となっていた。
将棋にも似たルールの異世界ゲームの中で、塚田は仲間の『駒』と共に『青の戦士』達との死闘を繰り広げる…。

主人公の塚田くんと言うのが、「時々いるよね、こう言う奴」と言う感じの、サイテーな男!(笑)『青の戦士の王』である、将棋ライバルの奥本くんも一癖あるけど、こっちは「この程度ならよくいるよね」位の姑息さなので、『青』と言う色も手伝ってこちらを応援したくなります☆
その他のキャラクターも、本当にどこにでもいそうな人ばかりで、現実世界の回想とゲーム世界の戦闘が交互に語られる中で、どちらが現実なのか判らなくなりそうでした!
めくるめく展開する頭脳戦と世界観が、とにかく凄いです!!

物語のベースにある『将棋』のルールを全く知らなくても、読み物として楽しめますが、ルールが解っている人が読んだら、まだ違う面白さがあるのかも知れません。
ちなみに私は、将棋全く解りません!!(笑)
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最近読んだ本:『一刀斎夢録』

2013年09月29日 21時52分30秒 | 
浅田次郎さんの新撰組3部作の、3作目です!
発売を待ちわび、ワクワクしながら読み始めたのですが、昨日のツアーバスで読んでいた為に、後ろのおねーさんがうるさいわ、戦国時代に時代が飛んでしまう(桶狭間)わ、ちょっと集中に欠ける所があって、反省です★

時代は、大正の始まり。ストーリーは、新撰組三番隊隊長・斎藤一が、70翁になって幕末から明治始めの話を語る、物語。聴き手は、武蔵多摩出身で、幼年時代に『天然理心流』を学んだ、20代の近衛師団中尉・梶尾稔。
『新撰組は悪』と幼年時代から聞き続けていた梶尾は、剣道のライバルである警察庁の榊(10歳年上)から、「師と仰がずにいられない人がいる」と、一刀斎・藤田五郎を紹介される。それが、かつて新撰組で名を馳せた『斎藤一』であると言う事と、武術大会で5年連続優勝している榊が『師』と仰いでいることから、興味本位で本郷の藤田家に足を運ぶ事となる。
毎夜、酒を飲みながら語られる徳川時代から西南戦争までの物語は、次第に梶尾を引き込みながら、斎藤一が『鬼』となる事件へと展開して行く…。

新撰組と言えば、それこそ浅田次郎さんの『壬生義士伝』と『輪違屋糸里』位の知識しかない私ですが、『斎藤一』と言えば「しゃべらない硬派な人」のイメージが強く、本書ではかなりの女好き・酒好き・おしゃれ好きで、必要があれば唄も歌う風流人であった事が、かなりの衝撃でした★江戸時代の武士は、武術以外にも風流に長けていないとダメだと言うのは、現代以上に厳しい時代だったのだなと思いました。
倒幕、明治時代の幕開け、西南戦争と、時代が移りゆく中で、割と江戸時代の戦争は寛容であった事、『切り捨て御免』などあろうものなら武士もお咎めを受ける事など、「そうだったんだ昔のニッポン」と驚く事も多々ありました!また、上野のお山に西郷隆盛像が据えられている意味なども、「本当ですか?!」とビックリだけでは済まされない話もありました。昔の人って、凄まじいです。。。

一刀斎の話の随所に、『市村鉄之進』と言う少年が出てきます。随分前に、新撰組好きの友人・快ちゃんと『日野歩きツアー』に行った際に、どこかの建屋の人が『ピースメーカー』と言う漫画に出てきたという話をしていた事を思い出しました。この子の歩む道があまりに過酷なので、機会があったらどんな話なのか読んでみたいと思いました。

武士の時代はロマンかも知れませんが、やはり命のやり取りを伴う戦いをせずに生きていける時代が、一番です。
本書で、生きる事の難しさ、生かされる事の苦しさを、学んだと思いました。

明日の世界が、1歩でも平和に向かっているよう、願うばかりです。
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最近読んだ本:『永遠の0』

2013年09月05日 21時35分19秒 | 
8月に読んだ本の第3弾!サニ横・ベロン兄さんとモフROさんがオススメしていた、百田尚樹さんの『永遠の0』です!!

物語は、現代から始まります。
司法試験浪人の主人公が、フリーライターの姉に頼まれ、『本当のおじいさん』の事を調査します。『母の実の父である祖母の前夫は、特攻で亡くなった』と言うだけの情報を元に、戦友会に連絡を取った主人公は、様々な人から祖父『宮部久蔵』の話を聞いて回る事になります。
ある人は「臆病者」と罵り、ある人は「優秀なパイロットだった」と振り返ります。賛否分かれる人物像の中で共通して語られるのは、祖父が当時の軍人が決して口にしなかった「死にたくない」と言う言葉を何度も言っていたという事。
何故祖父は、優秀な腕を持ちながらも「臆病」と罵られるまで生に拘ったのか?徐々に明らかになる真実に、主人公は祖父が生き続けようとした事実や、時代の背景、祖母や今の祖父の事まで、知って行く事になります。

色んな人に話を聞いて1人の人物像を作り上げていく形式は、浅田次郎さんの『壬生義士伝』のオマージュとなっている為だそうです(と、ベロン兄さんが言ってました)。『風立ちぬ』が「零戦を作るまでの話」であった事に対し、『永遠の0』は「零戦がどのような飛行機だったかの話」なので、宮崎映画で感動した人はぜひ本作も読んでほしいと思います。
映画の印象が、ちょっとだけ変わってきます。

個人的な感想では、「フリーライターで生きてる女は、こんなモンじゃないだろー?!」と言う腹立ちがあり、手放しで「感動した!!」とは言えない作品です。祖母・松乃さんも含め、全般的に女性の書かれ方がイマイチです★新聞記者の高山と言うキャラも、最悪でしたね。物語のきっかけとは言え、「こう言う意見もあるんだよ」と言うサンプルとは言え、姉と高山は不要です(怒)。
しかし、後半に出てくる景浦介山(元やくざ)には、泣かされっぱなしでした!この時代のヤクザ者って、何でこうも泣かせる役割を担えるキャラクターなんでしょうね?(涙)『永遠の0・景浦介山編』がもしあったら、迷わず買います!!(笑)

第二次世界大戦が、日本の真珠湾攻撃で始まり、紆余曲折を得てポツダム宣言の受諾で終わった程度の知識しかない、『歴史オンチ』の私だからこそ、「読んで良かった!」と思えた作品です。やっぱり、どんな理由があっても、『戦争』だけはしてはいけないと考えさせられました!!

平和って、何よりも素晴らしいものだっ!!
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最近読んだ本:『天国旅行』

2013年09月04日 23時55分25秒 | 
8月に読んだ本シリーズ・第二弾は、サニー立川のイケジュンさんがオススメしていた、三浦しをんさんの短編集『天国旅行』です!

本作は、『死』をテーマにした7作の短編から成ります。
一口に『死』と言っても、本作の死は全て通常のものではなく、富士の樹海で自殺に失敗した男、3度の心中を逃した夫婦、2人の夫を持った祖母の『自殺』とも言える最期、前世でも現世でも男に殺される女、焼身自殺した高校生、事故死した彼女、一家心中の生き残りの男と、いずれも自然なものはありません。
全ての人に訪れる死と言う物を、どのように迎えるのか。「生きる理由」も含めて考えさせられる作品です。
冒頭に、タイトル『天国旅行』と同名のThe Yellow Monkeyの歌の一節が掲載されており、イエモン好きの私としては「おお!!」とここでハートを鷲掴みにされてしまいました☆(笑)個人的には、最終話の『SINK』が、ラストに希望が持てて好きです!

薄くて読みやすい文庫ですが、内容は読みごたえ十分です。
イケジュンさん、オススメ頂き、有難うございました!!

今日、友人の家族がこの世を去りました。生前、とても良くして頂いた方なので、話を聞いた午前中は気が動転して、暫く仕事が手に着きませんでした。
詳しい事は全く判っていないのですが、仲間内に連絡した結果、2年以上音沙汰の無かった友人からも返事がありました。死は、離れ離れの私達を引き合わせてくれるという、嬉しくも有り難くない結果も導いてくれました★集まるのは、本当にお世話になったからだよね。。。(涙)
一足先に、天国旅行に出られた故人の、ご冥福をお祈り致します。
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最近読んだ本:『清須会議』

2013年09月03日 00時04分05秒 | 
9月になりました。
8月に結構本を読んだので、記録したいと思います。

どっしり歴史『終わらざる夏』からの、エンターテイメント歴史『清須会議』!!

時は、戦国。
織田信長が本能寺にて死去後、「誰が織田家を引っ張っていくのか?」を決める会議が清須で執り行われると言うお話。会議の参加者、および周辺の人々、更には動物(!)まで独白調に物語を進めていくのですが、とにもかくにも『エンターテイメント』です!
加齢臭漂う柴田勝家と、かなり小ずるい豊臣秀吉が真っ向対立する様を主軸に、擁立される織田家の子供達の天地程の性格の違い、友情か・織田家の為かで揺れる柴田側の丹羽長秀と前田利家、どっちつかずのくせに「俺が全てを決めている!」と超オレサマな池田恒興、「秀吉憎し!」で勝家を操るお市、秀吉を陰で支えると言うか暗躍する黒田官兵衛と寧々、その他にも「これでもかっ!!」と言う程の濃いキャラクターをガンガンぶつけて、何故か妙に爽やかなクライマックスへ一気に突き進みます。

正直、信長と秀吉以外は誰が誰だかさっぱり判らない程の『歴史オンチ』な私ですが、何しろ「エンターテイメント」なので、二転・三転する展開に驚きっぱなしの内に読み切ってしまいました!個人的には、寧々が一番好きですね♪妻の鑑です!!

このお話、11月に映画として公開されるようですね。(http://kiyosukaigi.com/)キャストも豪華なので、観に行きたいと思います!!
涼しくなるのも含めて、秋が待ち遠しいです♪(笑)
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最近読んだ本:『終わらざる夏』

2013年08月21日 23時38分07秒 | 
今年の夏は、非常に戦争モノに触れる機会が多かったように思います。
学生の時分、歴史が非常に苦手だったので、ここらで歴史認識を深める良い機会だったかと思います!
TOEICも終わった所で読み始めたら、上・中・下の3冊モノにも関わらず、あっという間に読んでしまいました!
浅田次郎さんの『終わらざる夏』!!

ストーリーは、終戦直前の7月に、終戦に向けた準備が秘密裏に行われる所から始まります。
主人公は、年齢も身体能力もおよそ兵隊に向かない、出版社勤めの中年翻訳家・片岡。『終戦後にアメリカとの交渉を行う』と言う密命の為に、英語力が高いと言うだけで兵役を課せられます。
この密命を知らされないまま、盛岡の英雄・鬼熊と、医師・菊池と共に、日本の最北端である千島列島の占守島に送られます。この島には、全く無傷の一個師団が配備されており、戦闘を行わずに終戦を迎えようとしていました。
広島と長崎に新型爆弾が投下され、ソ連の参戦が伝えられる中、日本は8月15日の正午を迎えます。「戦争が終わった」と、人々は様々な思いを抱えて玉音放送を受け止めますが…。

これは、『救いのない話』です。
上巻・中巻は、ほぼ泣きっぱなしです★あまりの理不尽さに、涙が止まらなかったです。
下巻は、もはや涙も枯れ果てて、救いのなさにただただ茫然とするばかりでした。唯一、終わり近くに数行の救いがあり、このくだりを読んだ後に「もはや思い起こすことはない」と、ガッツポーズと共に縁起でもない事を考えてしまいました☆(笑)
赤紙一枚で戦地に送られる一般の人々、この赤紙を誰に配るか計画する人々、その家族、敵、全ての人が「戦いを望まない」状況と、「戦わざるを得ない」異常な状況に、なんで?どうして?が止まりません。この理不尽な状況が『戦争』なんだと、思い知らされた作品でした。

浅田次郎作品なので、文章はとても綺麗です。だからこそ、しんどい場面が多々あります。
また、主人公達の地元が盛岡と言う事で、岩手弁(?)がバリバリに出てくるのですが、読みづらくとも感情のこもり方は標準語では出せない深さです。『壬生義士伝』以来の北の方言、沁みました~…。

読み終わってからも、暫く茫然としていて、目の前の風景が本当かどうか信じられない位でした。
ただ、今は日本は戦争をしておらず、憲法が変わらない限りこの先も戦争が無いという事が、とても素晴らしい事だと感じられました。
日本だけでなく、世界から戦争がなくなる事を、ただただ願うばかりです。

有難う、平和!!
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最近読んだ本:『獣の奏者』

2012年08月26日 22時08分34秒 | 
洗濯した以外、1日全く何もしませんでした☆
お蔭で、物凄く久し振りに「休んだ~!!」と言う休日を過ごしました♪
来週はこうも行かないので、しっかり休んでおかないとです!

文庫で4巻まで出たから買って、殆ど一気に読んでしまいました『獣の奏者』。
あとがきを読んで、アニメになっていたり漫画になっていたり、何かの賞を取っていたりした事を知ったのですが、本当に面白くて読むのを止められない作品でした!!

ジャンルはおそらく『ファンタジー』なのですが、夢のような部分は架空の生物『王獣』と『闘蛇』が出てくる事くらいで、魔法とか不思議な力的な要素はありません。大きなテーマは『生き物の在り方』や『政治と戦争』だったりするので、間違っても「子供に読ませたい本」ではないと思います。
むしろ、大人が読んだ方が良い話です!

物語世界の壮大さ、設定の細かさ、登場人物の魅力など、とにかく読んでいてずんずん引き込まれてしまいます。文庫では『Ⅰ』と『Ⅱ』で一旦完結し、『Ⅲ』『Ⅳ』でその後の世界が書かれているので、話の区切りとしても読みやすい長さでした!
まぁ、殆ど寝食を忘れる勢いで読んだので、長さは参考にならないですが★

Jokerさんにとても面白かったと言う話をした所、アニメを目にした事があるJoさんから『全く本編にないエピソード』を聞いて度肝を抜かれました!テレビで見た事がある方は、この辺りの違いを見つけるのも面白いのかも知れませんね。
お子様のいる家庭のお父さん・お母さんにオススメの作品です!!

『英雄の書』に引き続き(こちらは完全にファンタジー)、『獣の奏者』も殆ど一気に読んでしまって、日々の生活がないがしろになる事多々ありました(反省)。
次は、あんまり没頭しないで読める話にしたいと思います…。
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最近読んだ本の話。

2012年08月08日 10時20分31秒 | 
2週間位無休で突っ走り続けた結果、3週目半ばにして力尽きました★
『〇歳超えると、目か歯に来る』と会社の先輩に言われていましたが、まさかお腹をやられるとは…orz

眠るのも恐ろしいので、本を読んでいました。久々に、2冊も一気に読んで、爽快です♪

まず1冊目が、小松エメルさんの『一鬼夜行』。
百鬼夜行から落ちた鬼の小春が、古道具屋の喜蔵に拾われて、夜行に戻るまでの間に怪事件を解いていく物語ですが、明治初期と言う時代設定&妖怪モノと言う所が胸キュンポイント!人も物の怪も温かくて、ほっとします。
続き物らしいので、続きが気になります!!

2冊目は、同僚が貸してくれた『ビブリア古書店』の3巻。
『ヲタク系男子が妄想する女子』な感じがする古書店長がどうにも馴染めない作品なのですが、真ん中位にあった『坂口しのぶさんの話』には、涙が出ました。家族系の話には弱いんです、私…(汗)。

本とトイレを往復している間に、だいぶお腹も落ち着いてきました。
体力回復の為に、しばし眠ろうと思います☆
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