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洛北の山道でメギ:目木(メギ科メギ属)が今にも咲きそうな蕾をつけているのにであいました。
植物園などでは見たことがありますが、自生のメギに会うのは初めてです。
本州関東以西、四国、九州などに生える落葉小低木で、多数分枝し、高さ1m位、稜のある枝に葉を密生し鋭い刺があります。(‘10年2月17日記事)葉は新枝に互生、刺のある付け根の短枝に束生し長さ2~3㎝となります。
花は春、若葉と同時に短枝の先に黄緑色の花を2~4個垂れ下がってつけます。
葉や木を煎じて洗眼薬にしたことからこの名がありますが、その鋭いトゲからコトリトマラズ、ヨロイドオシなどの別名もあります。
仲間にヒロハヘビノボラズ(‘09年6月13日記事)というのがあります。おなじノボラズでも、片やヘビ、此方コトリでは大違いで、メギの方は喜んでいることでしょう。