へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

甲子園は、遠かった

2014-08-06 14:25:03 | へちま細太郎

暑中、お見舞い申し上げます。。。
う~む、残暑見舞いに突入する前に、更新できてよかった。。。

夏休みに入って、久しぶりにインターハイを決めた、うちのバスケ部。
といっても、俺たちは、初めてなんだけどね。
開会式の入場行進を、あの手のこのテでサボろうと考えていたんだが、
「かしこきあたりの方々がご列席されるんだ」
という、今では、旧大名家の姫君(姫君~?)を嫁にもらっている顧問ののぶちゃんが、そうのたまわっているので、サボるわけにはいかなくなった。
かつての強豪孟宗復活!!
などともてはやされたが、勝てる気がしない。
体型が変わるほど練習したしんいちの野球部が、ベスト4で負けてしまったのを目の当たりにしたら、室内で日に焼けることなく、ぐだぐだしながら練習していた1年部員に頼りっぱなしだったうちのバスケ部がインハイに出場したなんて、申し訳けないわ。よその学校は、もっと真剣に練習してるだろうに。
準決勝の試合後、
「やっぱり、甲子園なんて縁がなかったのかなあ」
と、キャッチャーで4番で出場したしんいちは、がっくり。
それでも、ホームランを6本もかっ飛ばしたバカ力には、プロも注目していたらしいという噂が広まった。
ヤクルトの中村悠平の大ファンのしんいちは、ピッチャーでなくキャッチャーとして出場したのは、躍進めざましい中村のせいか。
「夏休みは、甲子園まで行って試合みてくるかあ」
その前に、俺たちの試合みにこいや、しんいち~。。。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿