へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

バイトも暑い

2016-07-10 15:49:12 | へちま細太郎

暑中お見舞い申し上げます。へちま細太郎です。
暑苦しくて、へばりそうです。

この暑さの中、種屋のバイトは、ツライ。
そんな中、後藤と白崎の寮コンビは、土日は藤川農園で強制バイトをさせられることになった。
ただし、ふたりとも実孝さんがえらく気にいって、
「おまえら、まず売店で働け。で、検便の結果がきたら、漬物係な」
と、強引に決めた。
「バイト料は相場より上、その上、彼女紹介してやる」
いいんだか悪いんだかの契約提示に、
「あの、俺、遠距離だけど、地元に彼女いるんですが」
白崎がおそるおそるいえば、
「そんなもの律儀にいうやつがあるか、黙っていればわからん」
と、実孝さんはソッコウで却下。
ふたりは顔を見合わせ、大きくため息をついた。
「この藤川家で働く以上、食いものと女性は大切にしなければならん。よって、浮気はあくまでもナイショだ」
ものすごい理屈に、背後から忍び寄った奥さんが、
「何度言ったらわかるのっ!!」
と、頭を思いっきりぶんなぐり、
「ごめんね、このバカ野郎がクソで。女の子紹介は、なしね。あ、そっちの君に彼女がいないのなら別にいいけど」
これをきいた後藤は、
「はあ、彼女いませんし、でも、当分は必要ないですし…」
「ですし、ですしって、次に言葉を続ける気がないのなら、そんな言葉使いするんじゃねえ!!」
奥さんの一喝に、ふたりは小さくなる。
実孝さんの奥さん、めったに合わないけど、けっこうおっかねえなあ。。。
ま、藤川家の奥方様では仕方がないか。

というわけで、高校野球予選まっさかりの本日、我が母校は、コールド負けしたそうだ。
しんいちがいないんじゃ、しょうがねえやな。

しかし、暑い暑い。。。



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