へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

アイドル大好き

2010-12-16 15:32:02 | へちま細太郎

こんにちは、へちま細太郎です。

今日も体育館では先生たちが雑談中。
「AKBってなんだ?」
「ヲタクが好きな連中だろ?」
「電気街にたむろってるやつが、なんでロリ系に萌え~なんだ?」
という金本先生の発言に、若い先生たちは、
「違う違う」
と一斉に否定。
「何でだ?秋葉原といえば、電気街だろ」
「遅れてます。アキバは今やヲタクの街ですよ」
「へえ。アイドルも萌え~じゃないとだめなのか」
金本先生、感心している。
「俺のアイドルといえば、聖子ちゃんだもんな」
「もっと上の世代が出てくるかと思いましたよ。天地真理とか…」
「だれそれ」
ほんと、誰それ。
「まあ、人のこといえないし、俺も夕ニャン見るために、飛んでかえったもんなあ」
とは、黒田先生。
「大学生の時?」
と、浜中先生が余計なことを言って殴られた。
「俺は、小学生の時、高井麻巳子が好きだったあ」
久保田先生が叫んで、爆笑された。
仏頂面ののぶちゃん先生は、アイドルについていけないって顔をしていたけど、
「おい、前田、お前は誰のファンだった?」
と、金本先生に聞かれ、
「ゆうゆ」
「は?」
「ゆうゆ」
ゆうゆって…。
「天使のボディーガード歌っちゃうもんねえ」
と、勢いよく立ちあがったところで全員に止められた。
「歌わなくていい」
「ちぇっ」
ぼくたちも聴きたくないけど、こわいものききたさかなあ…。



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