へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

ぼく、へちま細太郎といいます

2006-02-23 17:26:38 | へちま細太郎
はじめまして、ぼく、へちま細太郎といいます。3月で9さいになります。小学校3年生です。
ぼくは、おとうさんとふたりぐらしです。おとうさんは30さいで、クラスの中では、一番か二番めくらいにわかいおとうさんです。じゅぎょうさんかんにきても、友だちのおとうさんやおかあさんがおじさん、おばさんなのにくらべて、おにいさんみたいにみえるので、ちょっと自まんです。みんなからも、いいなあ、とうらやましがられています。
えへん。。。

ぼくは、仕事でおそくなったおとうさんのかわりに、時どきご飯を作って待っています。ほんとはおばあちゃんたちと一しょに食べることが多いんだけど、ぼくはおじいちゃんやおばあちゃんよりも、おとうさんが大すきなので、おとうさんをまっていて一しょに食べます。おとうさんは、子どもは早くご飯を食べて寝なさい、といつもおこります。でも、台所でひとりでさめたおかずでご飯を食べているおとうさんを見ていると、なんだかかわいそうになって、やっぱり待っていてあげようかなあ、と思ってしまうんです。


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