へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

たらこ・たらこ・たらこ

2006-09-20 23:59:19 | へちま細太郎

こんばんは、へちま細太郎です。
ういっすっ

9月になって、学校は運動会のじゅんびと練習ばかりになりました。
入場行進の練習、リレーの練習、しょうがいぶつきょうそうの練習、ダンスの練習…。
ダンスは、今、人気の「たらこ・たらこ・たらこ」です。
ふりつけは、先生たちがかんがえましたが、なんだかなあ~
昨日のことでした。リカのさんぽをしていると、
“たぁらこぉ~たぁらこぉ~つぶつぶたらこぉ~
と、どっかの家からきこえてきて、
「ひえぇ~
と、ぼくは、リカを引きずりあわててにげだしました。
だって、この歌詞をよくきくと、けっこうこわい。
“気がつくけば窓の外、ふと気がつくと家の中…”
ばんごはんのおかずは、たらこだけでした
「スーパーで、買えと言わんばかりに、ガンガンかかってたんだもん」
おばあちゃんが、にこにこ笑いながら言いました。
「生と焼いたのと、明太子ね」
ひえぇ~(//▽//)
おじいちゃんを見れば、ビールを飲んでいるせいか、
「いや、酒の肴だ」
と、ごきげんです。
おじいちゃあん…。
そこへ、
「勝手知ったる他人の家の晩飯」
と、久しぶりに藤川先生がやってきました。
「久しぶりに、ここのうちの晩御飯を食べにきました。ごきげんさんです」
で、食卓のたらこに気がつくと、
「お、今はやりの、た~らこぉ~た~らこぉ~
と、歌い出し、
「おとうさん、明太子、来てますねえ」
「藤川くんも1杯やるべ
と、すすめて、ぼくは、まいっちゃった。
別に、ぼくはたらこがきらいじゃなくて、明太子もきらいじゃなくて、歌が頭にこびりついているだけなんだ。。。
と、その時、
「たあらこ~たあらこ~
と、藤川先生の携帯電話が鳴りました。
「お、メールだ
ひえぇ~ひえぇ~
もう、ききたくなあい

その夜、ぼくのゆめの中に真っ赤なぶつぶつたらこが大量にあらわれて、ぼくの部屋にびっしりとうまっていました。
うわ~うわ~うわ~
ねあせかいて、まだ暗いうちに目が覚めてしまいました。

きらいだ、たらこなんて

だめだ、こりゃ…(→o←)ゞ



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2 コメント

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Unknown (コンバイン)
2006-09-21 00:48:30
Tシャツをインさせた妖怪が迫ってきますよ(^u^) たぁ~らこぉ~×∞
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たらこぶつぶつ (赤星らぶり~)
2006-09-21 00:54:02
そのうち、たらこ色のシャツと半パンをはきだすんじゃねえかと、半分怖いものみたさだ
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