へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

うまい棒とふんわり名人

2007-10-27 23:29:49 | へちま細太郎

こんばんは、へちま細太郎です。

けんちゃん先生と藤川先生は、今日もうまい棒を食べながら将棋をさしていました。
そこへおとうさんがコンビニから帰ってきて、
「俺のマイブーム」
と言って“ふんわり名人”というお菓子を出しました。
「不思議な食感だから食ってみろ」
無理やり押し付けられた2人は、
「せんべいか?こりゃ」
「うわっ、きなこだ」
と口々に文句を言い、顔を見合わせていましたが、思い切って口の中に放り込みました。
「なんだこりゃ」
「あま~」
ぼくも試しに…、あ、甘いですがなんかふんわり口どけのよいお菓子です。
「おめえ、よくこんなの食ってんな」
藤川先生が口直しにうまい棒を食べてましたが、おとうさんに、
「そんなこと言うな」と
、またふんわり名人を口の中につっこまれてしまいました。
「なにすんだ、この野郎…あり?」
「なんだ、どうした」
けんちゃん先生が水を差し出すと、
「なんだ、これうまいぞ」
藤川先生が意外な顔をしました。
「けんちゃんも食ってみろ」
「ああ?」
嫌そうだったけんちゃん先生も1個口に入れると、
「さっきと味が違う」
と、不思議そうな表情を浮かべました。
要するに、うまい棒でしょっぱくなった口の中に、あま~いきなこ味をつっこんだらおいしくなった、というわけです。
試しに、みんなもやってみてください。
ただし、うまい棒は1本とかじゃなく3本くらい食べてからにしてね。



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