へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

まい すぃ~つ はに~

2015-02-11 22:49:25 | へちま細太郎

みなさん、初めまして、私、はるみです。

細太郎くんたちとは、小学校からずっと一緒です。
孟宗に入学して、細太郎くんのまたいとこの滝沢先輩と知り合って、イタい私がかわりました。あの時もこの時も、思い出すたび顔から火が出る。
そのイタい私に、なぜかストーカーしてくるバカがいる。イヤだっていうのに、しつこい。
細太郎くんは争いごとを好まないから、あんまりアテにならないんだけど、いつもみんなに助けて貰ってたんだな、としみじみ思う。
でも、メールだけはどんな対処しても無理。学校のメールアドレスに送られてくるのは、とめられない。たかのり君に〆てもらっても、全然効き目なし。
ほんと、腹の立つ。。。
で、今日、学校のメールアドレスあてに、意味不明なメールが届いたわけ。
解読不能で、湯気出そう~


まい、すぃ~つ はに~

ボクとはに~が出会ってから、もう6年たつね。
長いようで、短かったなあ。しみじみ。。。
この6年間、ボクたちは、イロイロ愛を語り合って、
育んできたけど、そんな日々も終わりに近づいてきました
あ、終わりだなんて、ボクはちっとも思っていないヨ。
ボクは春から、都会へ出てしまうけど、
この離れ離れの日々は、新たなる愛の日々を迎える準備になることでせう。
気味は、栄養士になってボクが働く毎日を支えてくれるんだネ。
都会には誘惑がいっぱいあって、ボクもボクを保っていられるかどうかわからないけど、
都会の素敵な女性がたくさんボクに言い寄ってきても、
ボクは君を忘れたりしないよ。
気味の洗練されたジョークほど、ボクのマイハートをうずかせたことはないんだから。
そういえば、気味はボクに一見冷たい言葉でボクを避けているようにみせかけて、
その実は、ボクのえ~む(Mだって)な気持ちをえぐり続けてきたんだヨ。
残念ながら登校日は13日の金曜日は、演技が悪いので、
次の日、ボクが案内する藤乾けの庭園で、気味の手作りちょこれーとを
食べさせて欲しいな。
あ、でも、ボクが気味を食べちゃうかもだよ。
まってるね。

まい すぃ~つ はに~
                                              君の吉朗より

 

バカなんじゃないの、コイツ

コメント
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