へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

花粉症かと思ったら

2008-02-24 22:06:36 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

鼻水がでます。 くしゃみがでます。 目がうるうるします。
まさか、花粉症?となりでおとうさんが、うるうるした目で、
「明日は病院だ、ちきしょう」
と、鼻をかんでいました。
「なんだ、細太郎おまえも花粉症か~?やっぱりおとうさんの子だなあ」
げっ。 ぼくはおかあさんのこどもだ。
「辛くなる前に、明日病院いこうな」
「ひえ」
ぼくは、頭がくらくらしてきました。
ぼくは正常だあ~。
げほっ。
あり?
げほっ。げほっ。
「なんだ、風邪じゃない?」
おばあちゃんが額に手をあててきました。
冷たくて気持ちいい。
「やっぱり熱い」そ
う言って体温計をわきの下にはさんできました。
あ~、何だろう、寒気もする。
「あ~やっぱり、細太郎、熱あるわ」
おばあちゃんは、ぼくをせきたてるように居間から追い出し、
「さっさとねなさい」
と、ふとんにくるんでしまいました。
風邪かあ~。
花粉症よりマシかな。
だって、いっときがまんしておとなしく寝ていればいいんだもんね。
みなさんもお大事に。