へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

恒例冬の京都2

2007-12-23 23:32:01 | 京都だより
サスペンスドラマ。
特に京都が舞台の場合は、呼び出されたり、死体が発見されたり、延々と続く告白のシーンの場所はたいがい観光スポットと相場が決まっている。
しゃあんめえ、と思うが、やっぱり長岡京の方から次の場面が南禅寺の境内というのは、びっくりを通り越して感心するくらいだ。
スタッフの苦労がしのばれてねえ。
んでもって、今日は南禅寺。その広い寺領境内には南禅院をはじめ、各塔頭が立ち並んでいるが、琵琶湖疎水の水道橋も走っている。 寺の中に妙なものがあるなあ、という違和感もあるが、環境の中に溶け込んでしまって気にはならない。
というわけで、この琵琶湖疎水の水道橋の下で、よく死体が発見されたりするのである。
観光客がぞろぞろ歩いているから昼間では犯行に及べないだろうし、夜中はまっくらで歩けないような場所だ。そんなところに昼間呼び出す間抜けな犯人はいないし、ひとめを気にして犯行は無理だろうし、だいいち捕まっちゃうっての。夜中にそんな場所にのこのこいくわきゃないしね。
ま、そんなわけで、今日は寺の境内までも殺人現場にしてしまう罰当たりなサスペンス劇場のスタッフに敬意を評して、琵琶湖疎水の水道橋を紹介しました。
あ、正式名称は調べてね。
コメント
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