へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

ノロウィルス

2007-12-07 18:34:26 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

昨日、珍しいことにたかのり君がおやすみでした。
「どうしたんだろうねえ」
そんな風にみんなで不思議がっていたら、
「たかのりは、ノロウィルスにかかったので、みんなも下痢や吐き気がしたりしたら、ちゃんと病院に行くんだぞ」
と、三田先生が朝の会の時に説明をしてくれました。
「ノロウィルスにかかると、学校はお医者さんがいいというまで出てきちゃいけないから、しばらくはお休みすることになるし、みんなも下痢したりしたらちゃんと診断してもらって治るまでうちにいないといけない。みんなにうつっちゃうからな」
下痢がうつるなんて、どんな感じなんだろう。
ぼくは、トイレにこもって痛いおなかをかかえて泣きながら下痢をする姿を想像して、溜息がでてしまいました。
でも、
「たかのり君がうちで寝ているなんて想像できないね。きっとがまんできないんじゃないの?」
と、よしこちゃんが言いました。
「私、下痢なんて絶対しないから」
「ほんとよね、何食べたんだろうねえ」
「いじきたないからじゃないの?」
女子たちが厭味なことを言い出したので、あわてた三田先生は、
「ノロウィルスは、食中毒じゃないからな」
と、女子の言葉を訂正しましたが、
「絶対、なんか食べ過ぎたのよ」
と、言い張っていました。
で、今日の朝の会のことです。
「よしこが、ノロウィルスになった。みんな気をつけろよ」
下痢しないんじゃなかったの~?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする