へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

妖怪パンツ、ちかんにあう

2007-06-27 23:37:28 | へちま細太郎
こんばんは、へちま細太郎です。

今日、妖怪パンツがどっかのおじさんをどつきまわし、けりを入れ、
「このスケベ野郎
と、怒鳴っていました。
妖怪パンツというのは、パンツ丸見えのスカートが短い頭がマッキンキンの女子高生のことです。
みんなで近寄って見物していると、おじさんはまだ夕方だというのに酔っ払っていて、け飛ばされているのにへらへら笑っていました。
「何したんだあ?」
たかのり君が大声をあげると、
「スカートの下のぞいたんだよ、どんだけ~だ」
と、妖怪パンツがわけのわからない日本語を言いました。
「のぞいたんじゃなくて見えたんだろ、俺たちだって妖怪パンツの毎日のパンツの色知ってるもんな」
と、たかのり君大胆な発言です。
「何だって?」
妖怪パンツの目がつり上がりました。
「自分で悪いだろ、そんな短くて~」
口々に僕たちが言うと、
「ムカつく~、このガキ」
妖怪パンツは叫びましたが、僕たち怖くありません。
「サザエさんちのわかめパンツ~、や~いやい」
みんなではやせば怖くない。 ぼくらは妖怪パンツがカバンを振り回しておこっているのを遠巻きにして、その場から逃げ出してきてしまいました。
「ムカつく~このガキ
「どんだけなんだよ~
と叫ぶ妖怪パンツの横でおじさんはひっくり返って寝てしまい、妖怪パンツはそれしか言えないのか、
「ムカつくムカつく
を連呼していました。
ほんと、日本語しゃべれないのか、頭悪いなあ。