へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

ああ言えば・・・女子言う

2006-10-24 17:57:04 | へちま細太郎

こんばんは、へちま細太郎す。

コケ吉が逃げたことで、今日は女子と大けんかをしました。
女子にいわせると、
「ボケッとしている男子が悪い。気をつけてみていればこんなことにはならなかった」
と、ものすごいけんまくでまくしたててきました。
まるで、きかんじゅうです。
おおこわ
「じゃあ、百歩ゆずってさ」
「ゆずんなくたっていいわよ」
と、きょうこちゃん。
(やな、女だなあ…さらだ先生が、この時思ったそうですが、おとうさんに話しているときにきいちゃいました
「ぼくたちや、6年生や5年生が校庭中をかけまわってコケ吉をつかまえたのに、なんでおまえたちは帰っちゃったんだよ」
「それは…」
お、うろたえてる…、と思ったのは間違いでした。
「だって、私たち、レディだもん。そういう仕事は、男の仕事でしょ」
と、とてもレディとはほどとおいはるみちゃんが、つ~んとして言い返してきました。
「れ、れでえ
「なんだ、それ」
「レディよ」
よしこちゃんが、発音のまちがいをしてきしてきましたが、そんなもんかまうこっちゃないと思うのですが…。
はるみちゃんは、スカートのすそをつまんで軽くひざを折り曲げて、
「レディはこうしておじぎをするのよ」
と、うやうやしくおじぎをしました。
ぼくたち男子は、ぼ~ぜんです
「なんのアニメの見すぎだよ
ばかねえ、よくテレビで皇室の人たちの特集とか、世界の王家の特集とか、セレブの人たちの番組でやってるじゃない」
「アホか」
これ以上、話していても文句を言われて終りだから、ぼくたちはむだなのでやめてしまいました。
さらだ先生は、相変わらず何もいわず、にたにた笑っているだけでした。
ほんと、元ヤンキーなんて、うそじゃないの。

コメント (1)
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