へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

カラスの赤ちゃんなぜ鳴くの

2006-07-24 23:01:51 | ひるまのもめごと
自分で買った服をどう着ようと勝手だが、配色だけは考えような。
サッカーのユニフォームもピッチではサマになるが、似合いもしないのにそのスタイルで街を歩けば、すれ違った女子高生に、
「キモ~!!ただの変態じゃん」
と叫ばれるのがオチである。

携帯で写メ撮られても、くれぐれも勘違いしないように。

で、話は大詰めか?いよいよ、のぶちゃんを追いつめたか。
ゆけゆけ、川口探検隊~
密林に潜む、謎の物体の正体は何か今ここで、長年の謎が解き明かされようとしている。 人類が未だかつて遭遇したことのない、謎の生物なのか?

と、ここでわけのわからないセリフを吐きながら、藤川が登場した。後ろには、タコ壺保健室の匿名希望の東山先生までいる。
「何なの、あんたらっ
白いやつは、びっくりを通り越して、ちょいと怒り気味だ。
そりゃそうだ。坂道のおかげで、足がパンパンだからな。
「衣笠米穀店の番頭さんの奥さんの実家の家は、俺のひいじいさんが昔若かりし頃、手をつけて生ませた子が養子に出された寺なんだな。だから、親戚、遠いけど」
そう言って、軽トラの前に立つチャリ泥棒を見て、ギョッとなった。
「何だあ?警察行ったんじゃないのかあ?」
「行きませんよ、ぼっちゃん」
チャリ泥棒、もとい、紀藤造園は腰に手をあて呆れたように鼻をならした。
「げっ、おまえ、よくみると、紀藤造園の親方じゃないか」
藤川は、しぇ~をした。
「いい加減落ち着いてくださいよね。私は、殴られるのはいやですから」
紀藤造園は、顔面の青タンを突き出しながら、藤川に迫った。
俺たちはこの光景を眺めて、しばし立ち尽くしたが気を取り直して、
「深い追求は後からにして…」
と、

悪いねむくなっとた。

唐突だこけど、 寝かしてくれ~ すんません、

つづく