コロナで活動自粛していたサークル活動が3年ぶりに動き出した。6つのサークルの内、週1回開催の「健康体操サークル」がスタートした。
体操のメインは厚労省・県・町が推進する腕・脚ストレッチを主体とした「いきいき100歳体操」。町の地域包括支援センターの職員さんも来てくれた。今回は15人が集まった。
参加者には入館時に検温・手指消毒をしてもらったり、初心者には体操で使用するカバー・重しを渡したり、使う椅子を用意したりと、サークル責任者と手分けして準備。クラブの副会長2人もサークルメンバーだった。
事前に連絡してあったので、サークル登録していない会長も来てくれていた。開始前の時間を利用して、会長・副会長と会則変更内容や自治会回覧する文書について打合せした。慌ただしかったが、お互いに効率的だった。
<体操で使用する用具>
自分は、1本200gの重しを6本入れる。参加者の体力に応じて本数を変える。
片足1.2kgを両足につけて体操する(過去の写真より)
・・・体操? 井戸端会議?・・・
地区の顔なじみメンバーなので、体操中は参加者から思い思いの声が飛び交う。
「この動作、脚に負荷がかかるからいい」
「○○さん、脚、短いなあ」
「旦那、亡くなったんやから、これからは気楽に好きなことしたらエエ」
「○○さん、今、入院している」
など、オバチャン・お婆ちゃんが多いだけに井戸端会議さながらとなる。このワイワイ談義をしたくて、このサークルに入っている会員もいる。
・・・自主トレメニュー・・・
「いきいき百歳体操」終了後、用意してあった自主トレメニューを配った。
人間の血管の99%は毛細血管! 毛細血管を伸ばすと地球2周分の長さになる! 毛細血管は血流を細胞に届ける大事な役割を担っている! 毛細血管は60代になると若い時の半分に減る! この体操で毛細血管を生き返らせることができる! 免疫力がアップする!
ハーバード大学客員教授でもある根来秀行医師が指導するA・Bをセットで行う「毛細血管若返り体操」を紹介した。
『A.椅子に座ったまま腹式呼吸で行う「4・4・8呼吸法」』
『B.寝転んで腹式呼吸で行う「体のゴミを掃除する寝たままリンパ呼吸法」』
付け加えた。
「日中は交感神経が優位に働き、夜は副交感神経で休まる。腹式呼吸は副交感神経を活発化させるので、寝る前にやって下さい」と。
・・・・・
町職員からアンケート依頼もあったので協力した。来週も、手首や足首につけるカバーや重しの追加分を持って参加してくれるとのことだった。仕事熱心な若い女子職員だったので、我がクラブの総会資料や他のサークル資料も閲覧してもらったりと協力させてもらった。
・・・エッ 針地蔵?・・・
先日、打ち合わせ日程を相談しようとクラブ会長に電話した時だった。
自分:「今、時間、よろしいですか」
会長:「かまへんで。今、東京や。針地蔵の前を歩いているんや」
自分:「エッ 巣鴨?」
会長:「孫が大学に入ったんで、車に乗せてきたんや」
自分:「エッ 車で東京まで走ったん! 凄いなあ!」
会長:「高速乗ったら信号1個もないし走りやすいで。5日後に、また東京まで走ってくるつもりや」
自分:「凄いなあ! 片道約8時間を往復。しかも都内の中も走り回っている! 真似できやん! 80歳とは思えん! 気力・体力負けてる! 若い!」
そんな電話のやりとりがあったことを思い出した。