紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

田舎暮らし:2020/8中旬(旬報記録)

2020年08月13日 | 月/旬ブログ:2020/4~8月

月単位・旬単位の「まとめ記録ブログ」です。

・・・<家庭園芸>・・・

1.除草剤散布:8/8 

梅雨入り前に散布した除草剤の効果が薄れてきた。お盆も近いし、畑や庭木周辺の雑草を枯らそうと除草剤を散布した。

使用する除草剤は、果樹畑用と通路・庭用で使い分ける。前者は高価なバスタ、後者は半額以下の安価な除草剤を使う。

安価な除草剤には展着剤が入っていないので、「ムラ」がでやすく効果が弱い。実際、梅雨入り前に除草剤散布した場所を点検してみると、効果の違いが明らかだった。

また、我が家庭園芸では、除草剤散布に動噴は使わない。散布作業は楽だが、薬剤の使い分けがしにくいし、噴霧量も多くなり薬剤費用がかさむ。

使うのは5Lの電池式簡易噴霧器。

散布は100倍程度に薄めるが雑草の種類によって50倍に濃くすることもある。5Lだと100倍で50CC、50倍だと100ccの薬剤を使う。

根が深いスギナがあれば、「バスタ50倍」で枯らす。

今回、雑草が少なかったこともあって、高価な薬剤は水5Lを1回散布したので使用した薬剤は50cc、安価な薬剤は水5Lを5回散布したので250cc使用した。

2.柿3本・枝支え:8/9 

果実が肥大化しその重みでたわんでいる枝は、支えをしてやらないと折れる可能性がある。

まして、強い風が吹いたら、ひとたまりもない。万一、台風5号の影響で風が吹いたらと心配になり、あわてて棒と紐で枝を支えた。

6か所に支え棒を立てた。今後、台風が襲来し、暴風圏に入るような事態になれば、持ちこたえられるかどうか・・・

3.灌水:8/10 

長かった梅雨が明けて約10日。今度は雨が殆ど降らない。

にわか雨は降っても、しばらくは、まとまった雨がなさそうなので、肥大化している柿から散水を始めた。

冷たい地下水をタップリと数時間灌水。

4.野外洗濯機 

畑仕事で汚れて汗ビッショリになった作業着・作業ズボンは、野外に置いてある「畑専用の洗濯機」を使う。

作業着を放り込み、洗剤を投入し、電源を入れ、水道栓を開け、「おいそぎ洗い」と「水量」を選択し、スタートボタンを押すだけ。

洗い終わった頃、家内が干してくれるはず。

 

・・・<田舎暮らし あれこれ>・・・

1.「うがい薬」騒動

我が家では、いつでもイソジンの「うがい薬」が使えるようにと、前々からキャップと共に洗面所に置いている。

朝起きて「喉が痛い」と思った時、これでうがいする。喉の痛みがひどくならない限り市販の「風邪薬」は飲まないし、医者にも行かない。それが我が対処法。

そんな「うがい薬」が、お隣の大阪府知事の発言から騒然となった。

・・・発表された要点を整理してみた・・・

①着眼点

コロナウイルスは口の中で増える。インフルエンザとは全く違う。

口の中で増えるから、人に移してしまうとか、肺に吸い込んでしまって肺炎になってしまったりする。

口の中のウイルスが減れば人に移しにくくなる。

②研究内容

「大阪はびきの医療センター」で41人の感染者を対象に、「うがい薬でうがいしたグループ」と「そうでないグループ」に分けて調べたところ、4日目の陽性率が9.0%と40.0%になった。

③その結果・・・

ウソのような話ですが・・・「うがい薬」でコロナウイルスが減ります! と発表した。

(注)口の中だけでうがいをしているので、鼻についたウイルスは消えない。肺炎になってしまった場合、肺の中で炎症を起こしてしまっていて、うがい薬のポビドンヨードがそこに届かないので効かない。

・・・世の中:いろいろ・・・

まだ研究途上であり効果云々は早計過ぎる。軽々しく発表するから買い占めという異常事態をもたらした。予防できると勘違いする人もいる。健康な人が使うと口腔内の良い細菌まで殺菌する弊害がある。

などの批判や物議があるそうな。ごもっとも。

・・・でも 自分は・・・

①いつでも誰でも無料で「PCR検査」が受けられるようになっていない我が国で、「コロナかも?」の症状が自分に出たら・・・

とりあえず「うがい薬」を利用する。万一、陽性だったら、人に移すリスクを減らせる! それを教えてくれた!

②増加するコロナ感染に日々頭を痛めていた府知事が、医療関係者から「うがい薬でコロナウイルスが減少した」と報告を受けるや否や、飛びついたのは当たり前だと思った。

研究途中だろうと何だろうと、発表し推奨することが「府民の命を守ることになる」と判断したんだと受け止めた。

また、コロナ治療に取り組む医療関係者の研究努力と成果に敬意を表し、記者会見という晴れ舞台で彼らに発表させ、その労に報いたんだと受け止めた。

会見の様子を見る限り、自分にはコロナから府民を守ろうとする府知事の真摯さが強く伝わってきた。

それだけに、大阪府民でない人がとやかく言ったり、予防になると勘違いしたり、買い占めしたりなんてのは論外。そういう気がする・・・

 

2.熱帯夜とエアコン

暑い夜が続いている。

就寝時は、エアコンを28度にし、2~3時間程度で切れるようにタイマーをセットする。

深夜、暑さで目が覚める。エアコンが切れている。寝苦しいから、またエアコンを入れタイマーをセットする。

それを一晩に何度か繰り返す。そんな日々が続いていた。寝苦しくなって目覚めるのは、いつも30度前後ということも知っている。

お天気解説では、決まり文句のように「熱帯夜」だから寝苦しいと言う。「熱帯夜」って気温25度以上の夜のこと。

自分の体感では、30度前後以上で寝苦しくなる。28度だったら、気持ちよくスヤスヤ眠れる。自分の「熱帯夜」は、29度を超えると体感し始める。

拝見しているブログに、「エアコンを29度にし、朝までつけっ放しにしている」との記事をみかけた。

これだと思った。ぴったしカンカンだった。以来、自分も29度で朝までつけっ放すことにしている。

 

3.夏の夜の花火

孫たちの花火遊びを見てると、自分が幼少だった頃が浮かんできた。

亡き父母や祖父母の顔も浮かんできた。

「お盆」がやってきた・・・

 

 

・・・<我が家の食>・・・

1.「まかないコック」の出番:8/12

朝、家内が出かけに一言。

「これから歯医者。型を取るから時間がかかるかも。ご飯2合、タイマーしてる」

「これっって お昼、頼んどく」という意味?

外は暑いし、どうしてもやらなきゃならない畑仕事があるわけでもなし・・・

食材を物色した。

「焼きのり」か・・・寿司飯なら食欲が湧くし・・・手間の要らない「手巻き寿司」でも用意するか。

ご飯が炊けたので、冷蔵庫の横に貼ってある酢飯2合の配分表をみながら酢36cc・砂糖40g・塩7.6gを計量し、寿司飯を作った。

まかないコックの真骨頂は、具材はあるものを使う。

卵2個を味付けし焼いた。カニカマとハムをマヨネーズで和えた。自家製の大根の麹漬けを小さく切った。あとは焼きのりを半分に切るだけ。

まかない料理ができた。

お昼前に帰宅した家内が、「ワー 美味しそう! ありがとう!」と言ってくれた。 

 

2.「まかないコック」の出番:8/13

朝食後のことだった。孫2人が入ってきた。

「まだ、朝、食べてない。作って!」

「何、食べたいん?」

1人は「卵サンド!」、1人は「フワフワ卵かけご飯!」と。

「おじいちゃんとこ、ご飯、炊かんとない。」

「ご飯、お茶碗に入れて家から持ってくる」と。

孫に弱い「まかないコック」。ご希望通りパッパッと作った。バナナも添えた。飲物は彼女らが持ってきたファンタグレープ。

孫たちが食べてるのをみた家内。「そんなん、パパやママに作ってもらったらエエのに」と。

卵サンドを食べていた小学3年生の女児:「おじいちゃんの卵の味が、美味しいんやもん!」

白身フワフワの卵かけご飯を食べていた保育所年長の女児:「フワフワにすんの、ママが面倒やからと作ってくれへん!」

家内が沈黙した。自分はなぜかウキウキ気分になった。