平トタン屋根の塗装

１９日（土）より瀬戸内市のお客様宅にて、
トタン屋根の塗装を開始させていただきました。
お客様、どうぞよろしくお願いいたします。

屋根の裏側（北面）の写真です。
北側は日当たりの関係で、どうしても
コケやカビの付着が多くなってしまうんです。


塗替えをする場合、コケやカビ、サビや剥がれそうな旧塗膜を
除去して、より良い状態で塗装をするための下準備が、絶対に
必要となります。　この下準備を手抜きするぐらいならば、
「塗装しないほうがマシ」と、断言できるくらいです。
この下準備作業を、「ケレン」といいます。

今回、初めて当店で塗替えをさせていただくのですが、
残念ながら、以前塗替えをした業者さんがケレンを手抜きした、
ということがわかりました。

ようはコケや汚れなどを除去せずに、そのまま塗装をしているので、
汚れが塗料で固められた状態です。
いくら塗料で固めても「コケはコケ」ですので、すぐに黒ずんできます。
その結果として、ここまで屋根の表面が黒ずんできていました。
当店へお任せいただいた以上、きっちりと「ケレン」をさせていただきます。

作業が忙しかったもので、作業中の写真はないのですが、
水をかけながらコケやカビ、剥がれそうな塗膜（死膜といいます）
の除去をいたしました。

ケレン後の写真です。


よく乾かしてから塗装に取り掛かりたいので、
週明けより、塗装を開始したいと思います。

同時にご依頼いただいた、ログ小屋の屋根の塗替え。
こちらは「ケレン」が早く済みましたので、
下塗りの「サビ止め塗装」をしました。
作業前

サビ止め塗装後