排水用エンビパイプに断熱ガイナを塗装

倉敷市のお客様邸の外壁塗装。

本日は排水用のエンビパイプに塗装をいたしました。

主に2階からの排水を流すためのパイプです。

雨どいを塗装する場合と同様に、まずは目粗しをして、塗装の密着度を高めます。


通常でしたらこの後、弱溶剤（油性）の２液塗料を2回塗りするところなのですが、今回は思惑があり、まずは下塗りをいたします。
強力な密着度を誇る下塗り材、「リフノン」を使用いたします。




「思惑」と言いますのが、この度は、通常はエンビ製品に塗装をすることはない塗料、「ガイナ」を上塗りとして、使用することであります。

ガイナは「断熱性能」に優れている塗料でありまして、その性能は「夏は涼しく、冬は暖かい」を実現でき、その分野では唯一の塗料であります。

通常、雨どいなどには「断熱性能」は不要でありますので、わざわざ高価なガイナを使用することはないのですが、この度は「排水パイプ」ということで、意味合いが変わってまいります。

ガイナの断熱効果でもって、冬場の凍結を防止できるとともに、ガイナの持つ「防音効果によって、排水の際の音を抑制できるのでは・・
との考えから、実験的に使用させていただくこととなりました。

ガイナ塗装後です。


効果のほどは、実際のところは目に見えて実感できるようなものではありませんが、「どうせ塗るなら、少しでも付加価値を」
との想いからの仕様となります。

自己満足でしょうか？


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