岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

下塗りシーラー、中塗りフィラー塗装

2010年04月01日 11時59分30秒 | モルタル外壁塗装2010月3月玉野
本日、岡山県南部は雨が降っております。

当然、現在施工をさせていただいております
玉野市のお客様宅の作業はできず、強制的に
休日となっております。
仕方ないですね、「お天道様には逆らえぬ」です。

ここ2日ほど、別のお客様宅のお見積もり書などを
作成しており、作業から帰宅後も忙しくしておりました。
(お客様方、本当にありがとうございます)

そのためにブログの更新ができていなかったので、
ここで2日分の作業をまとめてご紹介します。


まず3月30日(火)の作業、外壁に「下塗りシーラー」
を塗装いたしました。

最初の塗装工程としてとても重要な工程です。

通常、仕上げ塗料が水性の場合、シーラーも水性を使用しますが、
今回のお客様宅の外壁が経年劣化が多少進んでおりましたので、
より強力な「弱溶剤エポキシ系シーラー」を選択いたしました。

細部は丁寧にハケ塗りをし


広い面はローラーにて、塗装をいたします


そして翌日の31日(水)、
2回目の塗装工程として、「微弾性フィラー」を塗装しました。

「ひび割れにくく、汚れにくい」外壁表面を形成するために
必要な塗装工程であります。

使用する塗料は「水性ソフトサーフSG」です。


塗料メーカーのカタログを見ると、この微弾性フィラーには、
「シーラー効果もあり、シーラー塗装を省略できる」と、あります。

それは手間も省けるし、金額も安く出来ますので、
「当方とお客様、両方にメリットがある」、と喜んだのですが・・・
数年前、シーラーを省いて、
「微弾性フィラー1回塗り」
「仕上げ塗装  2回塗り」
の、計3回塗りで仕上げたところ、どうも仕上がりがいつもと違う。

仕上げ塗料の肉持ち感、ツヤの輝きが物足りない、と感じました。

そのお客様宅は更に仕上げ塗装の3回目をサービスで塗ることで、
なんとか納得のいく仕上がりに近づきましたが、
それ以降は、やはり「シーラー塗装」は必要である、と感じました。

「3回塗り」で完了、とする塗装屋さんも多いなかで、
「4回塗り」をすることはお客様にご負担を強いることになりますが、
やはり完了時の仕上がり、そしてその後の長持ちにも差がでる、
と思いますので、勝手ではありますが、当店ではモルタル系外壁の場合、
必ず「4回塗り」をさせていただいております。
(ボード系外壁の場合は、シーラー1回、仕上げ2回、の
計3回塗装が標準となります)


微弾性フィラー塗装中です。


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