岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

春うららかに、カラーベスト屋根塗装

2014年04月01日 21時04分42秒 | Weblog
先週末より岡山市のお客様邸にて、
カラーベスト屋根の塗装をさせて
いただいております。

こちらのお客様、昨年当店にて
外壁塗装をさせていただいたお客様の
ご実家でもあります。

ご紹介をいただいたこと、本当に嬉しく
なんとしても「期待を超える作業を!」と、
気も引き締まる思いです。



今回は「塗り替え」でありますが、あきらかに
前回の塗装の時、下塗りの塗り不足、
あるいは下塗りの未塗装の様子が見られます。

そのために下の写真のような「塗膜剥がれ」が
多々見られます。


前回の塗装は少し残念な作業をされたようですが・・
今回は私が仰せつかった以上、長持ちのする塗装を
実現させてみせます。


また数箇所、小さいヒビが発生していたようでして、
前回の業者さんがコーキングで埋めていました。


ですが、塗料の乗らない「シリコンコーキング」を
使用していたため、コーキングの上の塗料が弾かれ、
さらにコーキングそのものも薄塗りのため、
完全になくなっている状態です。

こういった場合は柔軟性のあるコーキングではなく、
強固なエポキシパテを使用するべきですね。

私が使用するパテは土間コンクリートの
駐車場でも使用できるものですので、
車に踏まれてもびくともしないパテです。




高圧洗浄をして一日、乾燥させた後、
いよいよ塗装にとりかかります。

まずは下塗り、シーラーを塗装します。


いわば「接着剤」の役目をする塗料ですね。

これがしっかりと塗られていないと、たとえ
塗装したときはキレイでも、数年したら塗膜が
剥がれてきます。


たまにお客様邸の屋根で作業をしているとき、
お隣の屋根を見ると、塗膜が剥がれていることがあります。
しかも塗装してから間もないような屋根なのに。

シーラーの塗り不足、あるいは「塗っていない」です。


私にはどうすることもできませんが、
とてもお気の毒に感じます。

ただただ、私のお客様にだけはそんな目には
あわせないように、全力を尽くすだけです。

シーラーは半透明の塗料ですが、
しっかりと塗ることで、屋根が「濡れた」ような
状態になります。濡れたようにならないと、
「シーラーが効いてない」ということになります。

細部はハケ塗りで


広い面はローラー塗りです
棟板金の白いのは、サビ止めを塗装しています。




塗装前です

シーラー塗装後です


濡れたように黒ずんでいるのが、
お分かりいただけるかと思います。

これでやっと、「シーラーが効いてる」と言えます。
コメント
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