岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

窓の養生

2011年07月29日 21時12分20秒 | 外壁塗装(モルタル外壁)
総社市のお客様宅にて、屋根と外壁の
塗り替え工事をさせていただいております。

今日は少し「養生」について。


塗装をする際、「窓や玄関ドア」などを汚さないように
ナイロンなどで覆い隠すことを「養生」と言います。

「塗る部分」と「塗らない部分」のキワをはっきりと
つけることで、よりキレイな仕上がりを得られますので、
「養生」は非常に重要な工程といえます。


下の写真は、今回のお客様宅の窓を上から見た写真です。


横から見ると、こんな感じです。


お客様宅の外壁は、新築時に吹付塗装がされていますが、
窓サッシの平面ギリギリのところで養生をして、塗装をされています。

今回、当社で塗り替えをさせていただいておりますが、
現状の塗り方に合わせて養生をすると、サッシに塗料が垂れてくる
可能性が高いですね。それでは美観的に、納得いくものではありません。

そこで、サッシの上っ面で養生をするためにも、
サッシ上部に付いた余分な塗膜を、カッターナイフで削り落とします。


地道な作業ではありますが、より美しく仕上げるためにも、かかせない作業です。

この状態まで削ります。


これでやっと、サッシの上部に養生テープを貼るスペースができました。
まずは養生紙テープを貼ります。


その上から、「マスカー」というナイロンテープで窓を隠して、養生完成です。


一部の壁は、
下塗りシーラー
中塗り微弾性フィラー

までは済ませておりますので、いよいよ仕上げ塗装の1回目をおこないます。
使用塗料は「水性セラミシリコン」(エスケー化研)です


目地や窓とのキワなどの「細部」は、慎重にハケ塗りし



広い面は私がローラー塗装しております。


仕上げ塗装(1回目)終了時点でお客様に色の確認をいただきました。

「この色でOK」とのご返事をいただきますので、
2回目の仕上げ塗装も同色にて、塗装いたします。



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