岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

外壁塗装、旧塗膜の除去が大事です

2011年02月26日 22時13分09秒 | 外壁塗装2011年2月倉敷市
昨日25日より倉敷市のお客様宅にて、
外壁塗装を開始させていただきました。
お客様、どうぞよろしくお願いいたします。


お見積りにお伺いしたときから気になっていた
ことですが、外壁の塗料が剥がれている部分が多々、
見受けられました。


前回の塗替えは、「某大手ハウスメーカー」に
ご依頼をされたそうですが、こういった状態になっているのが
1ヶ所や2ヶ所ではないのを見ると、「う~ん」と
うなってしまいます。

まず、外壁塗装において必須である「下塗り」を省いて
仕上げ塗装のみでその場をごまかしています。

さらに、塗膜が縮んだ状態で剥がれているところを見ると、
1回目の塗装をして、それが乾く前に2回目を
塗っている可能性があります。
その場合「乾燥不良」で、塗膜がひび割れたように
縮んでしまうことがあります。

なので、カワスキで軽くこさげただけでも「ポロポロ~」と
塗膜が簡単に取れてしまうんです。





さらに「コーナー」と呼ばれる隅の部品は、外壁とは違い
「鉄板製」ですので、下塗りには「サビ止め塗装」が必須です。

その当然である工程もキチンとおこなわれておりませんようで、
サビが発生しています。




剥がしてみるとやはり、サビ止め塗装の形跡はありません。



「超有名な会社が、こんな仕事でいいんですか?」と
憤りを感じずにはいられませんが、「よそはよそ」と割り切って、
当店にお任せいただいた以上、きっちりと下地処理をして
長持ちのする塗装に仕上げて見せます。
お客様、どうぞよろしくお願いいたします。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする