岡山県倉敷市の塗装屋日記

岡山県倉敷市の共栄塗装店の2代目が、仕事から日々日常の事まで書いております。

カーポートの波板取替え

2010年11月16日 17時25分45秒 | 屋根と外壁の塗装2010年10月岡山
岡山市のお客様宅にて、
屋根・外壁塗装作業継続中です。

いよいよ、完成が近づいてまいりました。

16日(火)の作業を紹介いたします。
前日より着工していた、「カーポート屋根の
波板取替え」作業が完了いたしました。


波板は日差しを遮る性能を持った、
「遮光ポリカ」を使用しております。

波板を固定するフックは、「ステンレス製フック」
を使用していますので、サビる心配はありません。



続いての作業は、瓦の仕上げ塗装(1回目)です。

足場が乗っていたため、足場を撤去するまでは
塗装ができなかった部分の塗装です。

この日、朝に下塗り(3回目)をしておりますので、
よく乾かした午後3時、仕上げの1回目をいたしました。


ハケにて、はみ出さないように塗装いたします。


やっと、塗装済みの面と同色になりました。


よく乾かしてから2回目の塗装をしたいので、
この日の塗装作業はここまでといたしました。


この手の洋風屋根瓦を見ると、いつも気になっていたことが・・・

下の写真は、棟などで使用されている丸瓦ですが
丸い穴が二つ、開いています。


瓦が落ちないように、屋根地を銅線で固定するための穴なので、
必要な穴ではあります。
でも、この穴から雨水が入ることは、容易に想像できます。

この丸瓦の下には、棟瓦を固定するための土が盛られていますが、
長年、この穴から侵入した雨水により、少しづつ土が崩れ
雨漏りにつながる恐れは十分に考えられます。

幸い、こちらのお客様宅の土は崩れ落ちてはいませんでした。


「今は崩れ落ちていないから、このままで大丈夫」
という問題ではありませんので、今後の雨水の
侵入を防ぐために、コーキングで穴をふさぎました。


使用したのは、瓦用の強力なコーキングです。


このコーキングの上には塗料が乗りませんので、
塗装後に使用する必要があります。

次回、お客様が屋根瓦を塗装される際(といいましても
10年以上先の話ですが)、このコーキングの上に塗装
するためには、コーキングに塗料が乗るようにするための
専用の下塗り塗料を使用すれば、問題なく塗装できます。

個人的には、その頃にはコーキングの上からでも
問題なく塗装できる、強力な仕上げ塗料が開発
していてほしい、と思いますが・・。
コメント
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