HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Mちゃん・元気いっぱいレリゴー!

2019年01月26日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(中2):
今月からやっている「ありのままで」、レリゴーです。
一応 弾けてる。コードとかも合ってるよ。
だけど、もうちょっとだけ工夫して、臨場感のある演奏にしてほしいな。
ってことで、Youtubeを出して、場面と楽譜とを対比しながら一緒に見てみました。
イントロは、闇と氷の中に ポツンと一人のエルサの姿。
「ね? イントロは、ひとりぼっちで不安なエルサの姿。だからピアノも、高音のシンプルな音で 儚(はかな)げな感じじゃない?」と先生。
「ああー」とMちゃん。
「ほら、エルサが だんだん勇気を出していくにつれ、伴奏も音域を広げて力づけるようなイメージ。『このままじゃダメなんだ』って気持ちを切り替え、大きく前に踏み出す。オーケストラが加わり、迫力を増す。エルサの表情もだんだん女王らしくなり、ついに決心!レリゴーー!雪が渦巻く。ヒュー!マントがひるがえる。プワーン!」
今の映像のイメージを音に置き換え、先生が弾いてみます。
ひとりぼっちで不安なエルサから、徐々に強い女王へと変わっていく過程を、いろんな弾き方を使って表現します。
「ね? 工夫次第で これだけ表現できるんだよ?」
Mちゃんは、すっかり感心して聴いています。
「Mちゃんの弾いたのだと、クライマックスの所が弱いよね。なのに、その割に」
先生は言いました。
「儚く切なく弾いてほしいイントロが元気すぎ!」
「あはは〜」
Mちゃんの 元気なイントロを真似して見せたら、Mちゃん本人も受けまくり。
今、インフルエンザがものすごくはやってて、Mちゃんちでも 家族みんなかかってるらしいのに、Mちゃんたった一人 元気いっぱいらしい…
そんな彼女に、「儚く」「悲しい」音を要求するのが無理だったのか?!

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