げじこさん(レディース):
バッハが好きなげじこさんですが、「ジャズもやってみたいのよ〜」とのことで、「スタンダード・ジャズピアノ」の本を購入し、知っている曲や好きな曲を少しずつやってみています。
今は「テイクファイブ」を練習していて、この曲を 9月にやる「大人の音楽パーティー」でご披露したい、という目標に向かってがんばっています。
ただ、1つ問題があって、げじこさんの弱点は「リズムキープ」ということ、そして、この「テイクファイブ」は、ジャズの中でも特別級に「リズムがとりにくい曲」ということ。
この2つの問題が、テイクファイブの練習を始めた頃からずっと、大きな壁として目の前に立ちはだかっていたのでした。
まずジャズ独特のノリがわかりづらい。
テンポが速い。
途中で止まったり迷ったりはご法度。
げじこさんに限らずですが、クラシックだけ、それもソロだけしか経験していなくて、「テンポキープ」がけっこうな弱点となっている人は多いです。
不得意な部分や難しい箇所はノロくなってしまったり、逆に得意な部分は必要以上に速くなってしまったり、それから1.2.3.4…と数えるビートが不揃いだったり、休符や長く伸ばす音符をきちんと伸ばさなかったり、また、部分部分は弾けているのに、次のメロディーに入るきっかけのところで余分に待ってしまったり…
本当はどんな音楽でもテンポキープは大事だけど、百歩譲ってクラシックだと「タメ」と言って強引に通せる「無用な間合い」も、ジャズでは通りません。
そんなこんなで、げじこさんも随分前からテイクファイブに取り組んでいながら、レッスンのたびに「待っちゃダメ!」「勝手に伸ばさない!」「拍が1個増えてるよ!あっ、次は2拍足りない」などと、厳しいダメ出しをされていたのでした。
それが今日は、すごい集中力で、危ない所も弾き直しをしないようにがんばっています。
これなら大丈夫かも?!
ヒバリは小さい音でドラムを合わせ始めました。
何とかいけてます!がんばれ!
とうとう最後まで弾き終わって「あ〜、ひきずられる〜」と言いながら、最後までテンポキープして弾けました!大変な精神力です。
これなら、9月の本番でも、ドラマーを翻弄せず ちゃんと合わせることができるよ。(きっと)
げじこさん、お疲れ様です。
がんばりました!
HP HIBARIピアノ教室
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