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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

テスト中でも一歩前進

2019年05月28日 | レッスン日記(小中高生)

Sちゃん(高1):

「テスト終わりました〜」と言って、ぐったりソファーに座りました。

「えっ、Sちゃんもテストだったの⁈それなのに休まずレッスンに来てたの変更してもよかったのに… NちゃんもMちゃんも、テストだったんだけどピアノ来てたよ〜みんなスゴいねー」

「でも、私はもう高校だから受験もないしNちゃんやMちゃんは中3だから受験だけど」

Sちゃんの頭にも、NちゃんMちゃん同様「テストだからレッスンを休む」という考えはないようでした。

いいよ、君たち。

それでこそ地アタマが良くなるってもんだ。

 

ハノンの39番、スケールとカデンツにも少しずつ慣れてきたようなので、今日は一番最後の調性からやってみました。

最後といってもト長調。

シャープ1つ付くだけです。ト長調スケールとカデンツ、その平行調(ホ短調)の和声的短音階、旋律的短音階と、次々弾いていきます。

Sちゃん、カデンツの音列が大分覚えられたようで、初めてのホ短調もあまり迷わずカデンツが弾けました。

「弾けたね!音階、大分できるようになってきたね」と先生。

「はい、なんとなく」とSちゃん。

それでいいよ。

音階の流れと指づかい、カデンツの響きなど、どんな調性にでも即座に対応できるよう、身体で感じながら覚えていくのは大事だ。

でも譜面もちゃんと見て、裏付け取りながらしっかり覚えていく。これが最善の方法です。

連弾「アイ・ガット・リズム」、右手だけしか弾けません、と言っていたのですが、ゆっくり一緒に練習して、一通り両手でできるようになってきました。

あとはニュアンス込めて、ノリ良く弾くだけ!

今日は一歩前進できました!


オー・スザンナはバンジョーのノリ♪

2019年05月28日 | レッスン日記(小中高生)

Lちゃん(小4):

先週、楽譜を教室に置き忘れて帰ってしまい、練習があまり出来ませんでした。

残念。

それじゃ、アルフレッドピアノライブラリーの残った曲を終わらせよう、ということにして、ニ長調の課題「オー・スザンナ」を一緒に見てみました。

バンジョーを持った男の人が、楽しそうに歌っているイラストがあります。

「バンジョー提げて出てきた、アラバマを〜♪」という歌詞がついています。

「バンジョーって、これよ。スザンナは女の子の名前。昔のアメリカの歌西部劇ってわかる?カウボーイとかさ。馬に乗って」

今の子どもたちって、西部劇なんか分かんないだろうな、と思いながら聞いてみたら、Lちゃんは「うん、わかる」と言います。

それなら話は早い。

youtubeを開いて、テンガロンハットをかぶったおじさんがバンジョーを弾き、その周りを子どもたちがスキップしながら歌い踊る「オー・スザンナ」の動画をみました。

Lちゃんは「わあ、早い」とテンポの速さにびっくりしていましたが、

「このくらいの速さで弾かなきゃ、オー・スザンナの感じにならないじゃない?最初はゆっくりでいいから、慣れたらこのくらいで弾こうね」と目標を立てました。

ところが、試しに弾いてみたら、Lちゃんはさっき見た動画とほとんど変わらないようなニュアンスで弾けています。

テンポ、タッチ、フレージング。

アーリーアメリカンのいい感じがちゃんと出ているのです。 

すばらしい。

さすがヒバリ教室の上級生だ。

いいノリが身についてる。

来週は仕上げだね!