Lちゃん(小1):
去年の秋からレッスンを始めました。
まだ4カ月もたっていませんが、大変熱心で物覚えがよく、年齢よりしっかりしてる印象のLちゃんです。
音符も大分読めるようになってきたので、子どもの知っているような歌が簡単なアレンジをされて網羅している曲集を2冊わたしてみました。
「どれでも好きな曲、弾いてみてごらん?」と言ってあります。
載っている曲はたいてい知っている歌なので、簡単なものは今まで習った音符で読めると思いますし、少し音域が広がったりリズムが難しかったりしても、「弾いてみたい」という気持ちがあれば、何とかがんばって読みこなし、弾けるのではないかという期待をもって。
ヒバリの期待通り、Lちゃんは毎回、「これ弾いてみた」とか、弾いてない曲でも「これも弾けるかもしれない」と積極的にチャレンジし、いくつもの曲を弾きました。
今日は「アイアイ」という曲を弾くことにしたのですが、冒頭「アイアイ!アイアイ!」と 掛け合いの歌で聞き覚えていた曲が、楽譜では掛け合いなしのやさしい編曲になっていました。
アレ?知ってるのと、違うなあ…という顔を Lちゃんがしているので、
「これ、『アイアイ!アイアイ!』って、交代に歌うんだよね。じゃ、それ、左手で後から追っかけて弾くことにしようか。右手『アイアイ!』左手『アイアイ!』って。」と水を向けると、Lちゃんは「うん!」と満足したようにうなずきました。
さっそく、掛け合いアレンジで弾いてみます。
「ねえ?ちょっと見て。『おさるさんだよ』のところ、伴奏簡単そうだよ。弾いちゃおうか?」
と誘導します。
「うん」
「じゃあさ、次の『南の島の』のところも、似てるもん、弾けるんじゃない?」
「うん!」
こうして、「アイアイ」のところは掛け合い、その他のところは全部伴奏つきで弾く、という、Lちゃんバージョンの「アイアイ」が完成です。
「すてきになったねえ。楽譜に書いてあるのより、ずっとよくなったね」
「うん!」
Lちゃんも嬉しそうです。
ただただ楽譜を見て忠実に弾くだけでなく、子どもたち一人一人の感性に応じて、臨機応変のアレンジや演奏を取り入れていきたいと思っています。
去年の秋からレッスンを始めました。
まだ4カ月もたっていませんが、大変熱心で物覚えがよく、年齢よりしっかりしてる印象のLちゃんです。
音符も大分読めるようになってきたので、子どもの知っているような歌が簡単なアレンジをされて網羅している曲集を2冊わたしてみました。
「どれでも好きな曲、弾いてみてごらん?」と言ってあります。
載っている曲はたいてい知っている歌なので、簡単なものは今まで習った音符で読めると思いますし、少し音域が広がったりリズムが難しかったりしても、「弾いてみたい」という気持ちがあれば、何とかがんばって読みこなし、弾けるのではないかという期待をもって。
ヒバリの期待通り、Lちゃんは毎回、「これ弾いてみた」とか、弾いてない曲でも「これも弾けるかもしれない」と積極的にチャレンジし、いくつもの曲を弾きました。
今日は「アイアイ」という曲を弾くことにしたのですが、冒頭「アイアイ!アイアイ!」と 掛け合いの歌で聞き覚えていた曲が、楽譜では掛け合いなしのやさしい編曲になっていました。
アレ?知ってるのと、違うなあ…という顔を Lちゃんがしているので、
「これ、『アイアイ!アイアイ!』って、交代に歌うんだよね。じゃ、それ、左手で後から追っかけて弾くことにしようか。右手『アイアイ!』左手『アイアイ!』って。」と水を向けると、Lちゃんは「うん!」と満足したようにうなずきました。
さっそく、掛け合いアレンジで弾いてみます。
「ねえ?ちょっと見て。『おさるさんだよ』のところ、伴奏簡単そうだよ。弾いちゃおうか?」
と誘導します。
「うん」
「じゃあさ、次の『南の島の』のところも、似てるもん、弾けるんじゃない?」
「うん!」
こうして、「アイアイ」のところは掛け合い、その他のところは全部伴奏つきで弾く、という、Lちゃんバージョンの「アイアイ」が完成です。
「すてきになったねえ。楽譜に書いてあるのより、ずっとよくなったね」
「うん!」
Lちゃんも嬉しそうです。
ただただ楽譜を見て忠実に弾くだけでなく、子どもたち一人一人の感性に応じて、臨機応変のアレンジや演奏を取り入れていきたいと思っています。