HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

カフェ・アンサンブル新春ファミリーコンサート

2012年01月08日 | その他日記
目黒区駒場にある、カフェ・アンサンブルさんの、毎年恒例「ファミリーコンサート」に 友人とでかけました。
毎年、お正月と夏休みに「ファミリーコンサート」を開いていらっしゃるアンサンブルさんは、コーヒーが美味しいシックなカフェですが、いつもクラシック音楽が静かに流れている店内にはグランドピアノがあり、ご家族みなさんが音楽に携わっています。
音楽関係の雑誌「音楽の友」や「ショパン」などにも「おすすめ店」として紹介されたり、テレビなどにも登場している「知る人ぞ知る」専門家好みの音楽喫茶さんです。

本日も、チェリストの三男さん、ヴァイオリニストの奥さま、高校の音楽の先生である長男さん、メゾソプラノのオーナー夫人アンママさんを中心に、楽しく そして格調高いクラシック音楽の数々を聴かせていただきました。
バロック音楽家テレマンのターフェル・ミュージックよりトリオソナタ、ベートーヴェンのピアノトリオ、メゾソプラノやバリトンによる日本歌曲。
また、音大で勉強中の孫娘さんによるホルン演奏も加わり、ファミリーの皆さんの趣向をこらした演奏を、たっぷり楽しませていただきました。

最後に、オーナーのアンパパさんの指揮により、会場全員で「早春賦」「見上げてごらん夜の星を」「ふるさと」を歌いました。
本日は、アンパパさんが指導されている合唱「うたおう会」の皆さんが 多数お客さんにきていたと思いますが、さすが「会場の皆さんの歌」も堂々と、すばらしい合唱になりました。
歌い終わると、指揮のアンパパさんが「皆さんすばらしいですね」と拍手してくださり、アンママさんも「本当にすばらしい合唱でしたね。指揮もよかったし」と喜んでくださいました。

おしまいのご挨拶のときに、アンパパさんがご家族一人一人を紹介され、アンママさんを紹介したときに
「今日、一番上手だったのは彼女だと思います」と 堂々とおっしゃったセリフは、場内みんなの感動を呼びました。
アンパパさんは80を過ぎていらっしゃいます。
日本の男性で、こうして堂々と奥さまを褒める人は なかなかいるもんじゃありません。
すごーくダンディでかっこいいと思います。
また、アンママさんも「指揮がよかった」とご主人をほめるというのは すてきだと思います。
会場の誰もが「すてきなご夫婦ですね~
「うちもこのお二人を目標にします」
「夫にきかせなきゃ」
などとの言葉でもちきりでした。
きっと、今日の夜は、あちこちのご家庭で
「アンパパさんをみてごらんなさい!」と怒られているご主人がいたにちがいありません。