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HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

楽譜おさえネコ

2011年05月20日 | レッスン日記(小中高生)
MKさんから、かわいい猫のちっちゃなぬいぐるみをもらいました。
手芸好きなおばあちゃんが たくさん作ったのでもらってきました、と言って、ヒバリにも1匹分けてくれたのです。
この猫は、芯に大型の洗濯ばさみがはいっていて、足をつまむと二つの手でパチン!と止められるようになっています。
MKさんのおうちでは、前の猫のシッポを次の猫がつかみ、そのシッポを次の猫がつかみ・・・というように、猫が鎖(くさり)のようにつながっていて、かわいい飾りになっていました。

ヒバリんちでは、もらった1匹の猫に、ピアノの譜面代に広げた楽譜のページを押さえさせてみました。
どう? なかなかいいじゃないか。

レッスンのとき 子どもたちに見せたら大ブレイク!\(^O^)/
「かわいい~
「ほしい~
「ちょうだい~
と 熱烈なラブコールで大騒ぎに。
「やだよ、あげないべ~
と、見せびらかすだけの 大人げないヒバリ先生であった。

センチメンタル・オータム

2011年05月20日 | レッスン日記(小中高生)
Mちゃん(中1):
M3ちゃんと一緒に、仲良く地域の中学校に通っているMちゃん。
彼女はバスケ部に入り、連日 長時間の練習があって 土曜日は試合、という生活のようだ。
それでもちゃんとピアノには忘れず来て、なおかつ生活をエンジョイしている様子がうかがえます。

ところで今年の発表会。
こうして中学生がいることもあり、これまでと同じ7月にやるのは無理と考えました。
新学期が始まった時点で みんなからそれぞれの学校の予定表をコピーしてもらい、あれこれ検討した結果、今年は10月の最終土曜日に発表会を開くことにしました。
今までずっとやってきた「サマーコンサート」ではなく、秋のコンサートです。
「中学生はいろいろ大変。部活もあるし試合もあるし、定期テストもある。だから、小学生とちがって、早くから発表会の曲を決め、自分で計画を立ててすこしずつ仕上げていくように。長期間かけて、できる時に少しずつ練習していくの」
新中学生のM&Mには、こう説明しておきました。
そしてMちゃんに、「今年はどんな曲やりたい?」と聞きました。
Mちゃんはリズム感が良く、ポピュラー音楽やジャズ風の曲もいい感じで弾けるセンスがあります。
去年は、「元気でね、『夏!』っていう感じの曲がいいな♪」
という希望で、かっこいいサンバの曲にドラムをつけてもらって弾いたのでした。
今年は・・・
「今年は、しっとりした感じの曲がいい。去年ははじけてたから、今年はね、しっとりした『秋』っていう感じの曲。中学生だし」
な、なんと! あの元気はつらつのMちゃんから、この発言が出るとは。
中学生になって、早くも大人の感覚が芽生えたか、Mちゃん。
去年は「クラシックにこだわりません」と お母さんたちからも了承を得て、ラテン曲を弾いたのでしたが、今年は逆に「ポップスやリズムにこだわりません」ということで、ショパンなど どうでしょう?

「こういうのはどう?」と、ショパンの「別れのワルツ」を弾いてきかせてみたら、
「うわー、すごいな~。でも、けっこうきれい」と気に入った様子です。
「こういうのもあるよ」と、同じ「ワルツ集」から、「別れのワルツ」より もっとせつない「ワルツ10番」を弾いてみたら・・・
「わあ、これいい。こっちの方が好き」と、うっとりしてしまったのでした。
うう・・・ じゃ、これ弾く?

子どもたちは、小さいうちはみんな元気な曲が好き。
発表会で何弾く?ときくと、必ず「元気で明るい曲!」と かわいく答えるものです。
それがいつしか・・・女の子は大人っぽさに目覚め、もう「明るく元気」などと言わなくなってくる。
「すっごく悲しい曲が弾きたいの」などと言う日が、いつか訪れるのです。
Mちゃん・・・ 保育園からずっと、元気いっぱいで来ていたMちゃんが、大人になっちゃったのか?
いよいよ 音楽の陰影を感じ、表現できるようになってきたのかという嬉しさもあり、とうとう大人に・・・という一抹の寂しさも否定できない先生であった・・・

中間テストのあと

2011年05月20日 | レッスン日記(小中高生)
M3ちゃん(中1):
中学生になって、初めての中間テストがありました。
それが何と、今日が最終日だったので、この1週間は練習ができてない、ということを了承していた 今日のレッスンです。
「どうだった、テスト?」
「ううーん、勉強したんだけど、社会と理科がぜんぜんだめだった」
ふうーん、そうか。大変だねえ・・・
「数学はけっこう大丈夫だった」
へえ、M4ちゃんが数学得意とは、意外だ。そういうセンスがあるのかな。

さて、練習してない「ウェルナーの野ばら」です。
四声部の合唱形式になっているので、ソプラノ・アルト・テノール・バス それぞれの声部を独立させ、各々旋律をなめらかに歌わせなければいけません。
小学校で、ずっと合唱部に入っていたM3ちゃんなので、声部ということはよく理解でき、先生も助かります。
(ただ、小学校の合唱にはソプラノ・メゾソプラノ・アルトしかなかったので、左手の『テノール』と『バス』にはなじみがなく ピンとこないようだ・・・)
一緒に練習して、ようやく先週課題にした「フレーズを丁寧に歌わせ、ダイナミクスとペダルをつけて仕上げる」段階まで復習しました。
来週、仕上げの予定です。

「バーナム」のルーレットで課題を選ぶパターンでは、「できるだけ速く弾いて」と言われてうろたえながらも、大分速い速度で指が動かせるようになってきたな、という感じがありました。
オクターブも楽に弾けるようになり、うっかりしていると「七度」の和音なのにオクターブで弾いてしまったり、というぐらいの余裕のスパンになりました。
中学生になったし、吹奏楽部の部活もあるし、練習時間がなかなかとれなくなってくるでしょうが、その中で計画的に、短くても効率の良い練習を工夫してもらいたいものだと願っています。