銀座で友人と解散した後、ヒバリには本日、もうひとつ「お楽しみ」がありました。
初台の国立劇場中劇場で、小堺一機さんとサーカス(コーラスのユニット)のコラボコンサート。
「サーカス」は、男女4人のコーラスグループで、いちばん古いメンバー(正子さん)が1977年デビュー、そののちメンバー交代があったりで、現在のメンバーになったのが1988年というのですから、相当息の長い歴史(?)をもっています。
初期の頃はJ-POPを歌って ヒットチャートを賑わし、活躍したりしていましたが、彼らの本領はジャズコーラスですね。
ソフトなハーモニーとリズムのノリは、日本のシンガーの中でも秀逸です。
本日のコンサートは 映画音楽特集ということで、追憶・雨にぬれても・スタンド・バイ・ミー・オーバー・ザ・レインボウ・タイタニックのテーマ「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」などのスタンダード名曲の数々を聴かせてくれました。
また、崖の上のポニョ・ゴジラのテーマなど日本映画のテーマのサービスも。
すてきなのは、「ポニョ」や「ゴジラ」にしても、必ずサーカスのスタイルによるアレンジが施してあって、たいへんおしゃれな演奏になっているということ。
そう、サーカスのアレンジは、いつもおしゃれてソフィストケートされていて、大人なのです。
今の日本の中で、大人の歌が歌える数少ないミュージシャンといえるでしょう。
また、本日は 映画の番組に出演している小堺一機さんとの 初のコラボコンサートというのも注目でした。
小堺さんといえば、「欽ちゃんファミリー」や「ライオンのごきげんよう」などに登場しているコメディアン、という程度の認識でしたが、本日彼のトークを聴いて、その知識の質・量と深さ、また音楽や間合いのセンスも抜群ということを再認識しました。
歌もうまいです。
トークにも風刺と即妙性が効いていて、頭の良さもびんびん伝わってきました。
彼の実力は、現在のところまだまだ、一般には相応の評価を得ていないというのが、今日の印象です。
ただのお笑い芸人と思われているだけではもったいない。
彼は、もっともっとみんなから認められて、高い評価を得るべきだと思います。
ただ、本日のコンサートでは、ちょっとネタが古いなあ、と思うところがあったり、ギャグも力みすぎなところがあったり、という感想も持ちました。
しかし「コサーカス=こさかいとサーカス」のコラボは初の試みだったわけなので、これからもぜひ、この組み合わせで回を重ねてほしいと思いました。
続けるうちに、余分な力みやくどさなどが取れて、もっと洗練されてくると思います。
小堺さんは、いい声だし歌もうまいし、リズム感いいしタップダンスだってできる。
次回は、狂言回しばっかりじゃなく、もっとそういう「マジなエンターテイメント」の要素をたっぷり発揮して見せてほしいです。
初台の国立劇場中劇場で、小堺一機さんとサーカス(コーラスのユニット)のコラボコンサート。
「サーカス」は、男女4人のコーラスグループで、いちばん古いメンバー(正子さん)が1977年デビュー、そののちメンバー交代があったりで、現在のメンバーになったのが1988年というのですから、相当息の長い歴史(?)をもっています。
初期の頃はJ-POPを歌って ヒットチャートを賑わし、活躍したりしていましたが、彼らの本領はジャズコーラスですね。
ソフトなハーモニーとリズムのノリは、日本のシンガーの中でも秀逸です。
本日のコンサートは 映画音楽特集ということで、追憶・雨にぬれても・スタンド・バイ・ミー・オーバー・ザ・レインボウ・タイタニックのテーマ「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」などのスタンダード名曲の数々を聴かせてくれました。
また、崖の上のポニョ・ゴジラのテーマなど日本映画のテーマのサービスも。
すてきなのは、「ポニョ」や「ゴジラ」にしても、必ずサーカスのスタイルによるアレンジが施してあって、たいへんおしゃれな演奏になっているということ。
そう、サーカスのアレンジは、いつもおしゃれてソフィストケートされていて、大人なのです。
今の日本の中で、大人の歌が歌える数少ないミュージシャンといえるでしょう。
また、本日は 映画の番組に出演している小堺一機さんとの 初のコラボコンサートというのも注目でした。
小堺さんといえば、「欽ちゃんファミリー」や「ライオンのごきげんよう」などに登場しているコメディアン、という程度の認識でしたが、本日彼のトークを聴いて、その知識の質・量と深さ、また音楽や間合いのセンスも抜群ということを再認識しました。
歌もうまいです。
トークにも風刺と即妙性が効いていて、頭の良さもびんびん伝わってきました。
彼の実力は、現在のところまだまだ、一般には相応の評価を得ていないというのが、今日の印象です。
ただのお笑い芸人と思われているだけではもったいない。
彼は、もっともっとみんなから認められて、高い評価を得るべきだと思います。
ただ、本日のコンサートでは、ちょっとネタが古いなあ、と思うところがあったり、ギャグも力みすぎなところがあったり、という感想も持ちました。
しかし「コサーカス=こさかいとサーカス」のコラボは初の試みだったわけなので、これからもぜひ、この組み合わせで回を重ねてほしいと思いました。
続けるうちに、余分な力みやくどさなどが取れて、もっと洗練されてくると思います。
小堺さんは、いい声だし歌もうまいし、リズム感いいしタップダンスだってできる。
次回は、狂言回しばっかりじゃなく、もっとそういう「マジなエンターテイメント」の要素をたっぷり発揮して見せてほしいです。