HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

全部両手GO-

2008年12月16日 | レッスン日記(小中高生)
Tくん(小3)
「クリスマス曲集」の「もみの木」、右手が元気よく弾けました。
次は左手を弾けるようにして、それから両手いっしょに仕上げなければいけません。
妹のTちゃんと違って、Tくんは 男の子にありがちな「楽譜敬遠タイプ」です。
知ってる歌は「簡単!」と大はりきりで弾くんですが、伴奏などで、弾く前に楽譜を読みとらなければいけない、となると、途端に意気消沈です。
ここはひとつ、「これならできそう」と自信をもってもらわないと。
分析的な考え方が得意なTくんなので、曲を「構成面」からつかむ方向で攻めてみます。
「まずは1小節目だけ、音符を読んでみよう。」
「ド-ソ-ド」
「簡単だね。ドとソだけだもんね。そしてほら、このコードネームはCって書いてある。次の小節もC。ってことは、おんなじってことだよね?3小節目は、ちょっと違うね。」
「ソ-レ-ソ・・・G7」
「そうそう。1段目の並びは、C、C、G7、C。」
「あっ、2段目も、C、C、G7、Cだ。おんなじだ。」「じゃ、おんなじに弾けるってことだ?」「うん!」
Tくん、期待通り、すみやかに曲の構成を理解しました。こうなればしめたもの。
「で、3段目だけはちょっと違うコードが入ってくる。でもたった2小節だよ」
「4段目はまた、1段目と同じC、C、G7、Cだ。簡単!弾けるかも」
「じゃ、この新しいコードだけ練習しておこうよ。たった2つだもん」
と、A7・Dmの和音を一緒に練習しました。
「できたね!それじゃ、CとG7のコードも全部つけて、全体両手でやってきてね」
「ちょっとエンピツ貸して!」
Tくんが赤エンピツで、テキストのイラストに力強く描き込んだのが、上の写真です。
どうです。「やってくるぞ!」という意欲ありありじゃありませんか?!

12月生まれ

2008年12月16日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小1)
「学校で『お誕生会』があったの。Tは12月生まれだから、お誕生日の人の席に座ったの。そしたらね、Mちゃんもお誕生日が12月で、隣に座ったんだよ!」
来るなり、嬉しそうに報告してくれたTちゃん。
そうか、小学生になって、初めての「お誕生会」だったんだね。
ピアノで一緒になり、去年は連弾もやった、4年生のMちゃんと同じ小学校。
お誕生会は、全学年で一緒にやったんだね。
Mちゃんも12月生まれだから、二人は隣同士に座ったんだ♪
ピアノのレッスンや発表会を通じて、年齢の違う子どもたちが親しくなり、ピアノの外の世界でも交流を深めていってくれるのは、嬉しいことです。
上級生のMちゃんの隣に座って、(わたしはこの人知ってるのよ!)と言わんばかり、誇らしげな顔のTちゃんが、目に見えるようです。