Y子ちゃん(小3):
「クリスマス曲集」の中の曲を、先週「3曲ぐらいやっておいで」と言われていました。
「3曲やってきたよ」
Y子ちゃんが弾いたのは、小刻みな左手の伴奏がけっこう大変な「ひいらぎかざろう」と「わらの中の七面鳥」、そしてしっとりとした「ホワイトクリスマス」です。
3曲の練習は けっこうたっぷりな宿題だったと思いますが、Y子ちゃんはちゃんとやってきていました。
小刻みな左手は、つい一生懸命弾くと、右手のメロディーよりも大きな音になりがち。そうすると、とてもうるさい印象になってしまうので要注意です。
Y子ちゃんも ついそうなってしまうので、「左手は軽く!軽くね」とアドバイスしました。
左手を軽く、と気をつけながら弾くと、見違えるように軽やかで素敵な曲になるのは不思議なくらいです。
「ホワイトクリスマス」は、ぐっと変わって大人っぽいムード。
この曲集の最後の曲でもあり、クリスマスミュージックの代名詞とも言えるような、この「ホワイトクリスマス」が弾けるようになったのか・・・
「ペダルも使ってね。」
たっぷりペダルも使って、夢のようなふんわりした響きでY子ちゃんが奏でている、この美しい「ホワイトクリスマス」の演奏を聴きながら、私は小さかったY子ちゃんの姿を思い出していました。
3年前、保育園の頃にピアノに入門し、眠くても疲れても、「まだひく!」と言って、半分夢うつつになりながらもピアノから離れなかった、小さなY子ちゃん。
今ではすっかり身長も伸び、指だってもう、(実は)先生より大きくなってるのだ。来年は4年生になるんだもんね。早いもんだ。
演奏は終わりに近づきました。
「最後は、だんだんゆっくりにしてね・・・そう・・・そして、一番最後・・・『そくてん』をつけてごらん。『ドミソドミソドミソ・・・』って、いっぱ~い・・・そうして、しずか~に・・・♪」
弾き終わったY子ちゃんは にっこりします。
「きれいでしょ?」と先生。
「うん♪」とY子ちゃん。
この1年で、ひとつの段階を越えた感があるY子ちゃん。
来年は、少しずつ上の段階へと登っていってほしいです。
「クリスマス曲集」の中の曲を、先週「3曲ぐらいやっておいで」と言われていました。
「3曲やってきたよ」
Y子ちゃんが弾いたのは、小刻みな左手の伴奏がけっこう大変な「ひいらぎかざろう」と「わらの中の七面鳥」、そしてしっとりとした「ホワイトクリスマス」です。
3曲の練習は けっこうたっぷりな宿題だったと思いますが、Y子ちゃんはちゃんとやってきていました。
小刻みな左手は、つい一生懸命弾くと、右手のメロディーよりも大きな音になりがち。そうすると、とてもうるさい印象になってしまうので要注意です。
Y子ちゃんも ついそうなってしまうので、「左手は軽く!軽くね」とアドバイスしました。
左手を軽く、と気をつけながら弾くと、見違えるように軽やかで素敵な曲になるのは不思議なくらいです。
「ホワイトクリスマス」は、ぐっと変わって大人っぽいムード。
この曲集の最後の曲でもあり、クリスマスミュージックの代名詞とも言えるような、この「ホワイトクリスマス」が弾けるようになったのか・・・
「ペダルも使ってね。」
たっぷりペダルも使って、夢のようなふんわりした響きでY子ちゃんが奏でている、この美しい「ホワイトクリスマス」の演奏を聴きながら、私は小さかったY子ちゃんの姿を思い出していました。
3年前、保育園の頃にピアノに入門し、眠くても疲れても、「まだひく!」と言って、半分夢うつつになりながらもピアノから離れなかった、小さなY子ちゃん。
今ではすっかり身長も伸び、指だってもう、(実は)先生より大きくなってるのだ。来年は4年生になるんだもんね。早いもんだ。
演奏は終わりに近づきました。
「最後は、だんだんゆっくりにしてね・・・そう・・・そして、一番最後・・・『そくてん』をつけてごらん。『ドミソドミソドミソ・・・』って、いっぱ~い・・・そうして、しずか~に・・・♪」
弾き終わったY子ちゃんは にっこりします。
「きれいでしょ?」と先生。
「うん♪」とY子ちゃん。
この1年で、ひとつの段階を越えた感があるY子ちゃん。
来年は、少しずつ上の段階へと登っていってほしいです。