HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ジェリーくん・ロータスちゃんのこだわりは🎵

2022年09月07日 | レッスン日記(幼児)

今日レッスンに来た、小さいメンバーたち。

それぞれこだわりがあっておもしろいなーと思ったので、それを書きたいと思います。

ジェリーくん(小1)

「カイト」のメロディー譜にコードネームを付けて渡してありました。

まだコード奏ビギナーなので、予習段階では 音楽的な効果や流れは考えず、とにかく書いてあるコードを鍵盤上で探して弾ければOKです。

さて、レッスンでは、ジェリーくんが見つけて弾いてきたコードを、より音楽的になるよう指導していくんですが。

「この前、DEは、こっちの高い音じゃなくて、1オクターブ低い方で弾いて、って言ったよね?」と先生。

「ああー」と、気にしてないジェリーくん。

先生はさらに言います。

「高い方で弾くと、音があっちこっち飛んでバラバラな感じに聞こえちゃうんだよ」

そして「こっちの音で」と、理想的な和音を鳴らしてみるんですが、ジェリーくんは

「なんかやだ。こっちの音がいい」と、高い方の和音にこだわります。

「高い音だと赤ちゃんぽいよ。低い音の方が、全然男らしくてかっこいいよ」と勧めてみても、「気持ち悪い」と、低音はお気に召さない様子

一応楽譜には「低い場所で弾くコード一覧」を書き出して赤枠で囲み、さらに譜面に振ってあるコードネームにも赤いアンダーラインを引いて返したんですが

来週になっても、また独自のポジションを貫いてくるのかな。

なかなか頑固、というか こだわりの男です()

ロータスちゃん(年中)

「ぴあのどりーむ1」のきれいなピンクの本がお気に入りです。

1曲合格するたびにキラキラのシールを貼ってもらうのが嬉しくて、次々とページを進め、右手のド〜レ、左手のド〜シ、それから今日は 左手のラの音も加わりました。 

ロータスちゃんは音符を指さしながら、 

「ドーシー、ドレドー」と完璧に読んだり歌ったり出来るし、鍵盤の音も正しく弾くことができます。

ただ、音は合ってるけど、適当な指で(人差し指だけで、とか)弾いてしまうことが多く、ラの音が加わって ちょっと混乱しそうになってきたので

「ロータスちゃん、ピアノにシール貼るのと同じように、爪にシール貼ってみようか」と提案してみました。

例えば左手なら

(1の指)=赤、シ(2の指)=ピンク (3の指)=紫

と、鍵盤と指とに同じ色のシールを貼ってリンクさせよう、という作戦です。

たいていの場合、これを喜ぶ子が多いんですが、なぜかロータスちゃんは「ううん、シール貼るとね、取れないでしょ、だからいい」と「NO」のスタンスです。

「大丈夫だよ、レッスン終わったらすぐ取れるよ」と言っても

「ううん、取れないからいいの」と断固拒否。

なので、その都度手を添えて「この指でね」とリードしながら弾く、という形になりました。

ジェリーくん、ロータスちゃん、幼いながらも譲れないこだわりがあるんだなー、と興味深く思ったと同時に、ちゃんと自分の意見が言えて立派だなーと思いました。

ヒバリ先生がそのくらいの年齢だった時には、先生から言われたことが自分の意に沿わないことであっても、おとなしくうなずいてるだけだったので。(そして言われたことは守らなかったので、もっとタチが悪いよね)

ヒバリ先生としては、できる限りみんなの気持ちは尊重しつつ、音楽的に譲れないポイントについては、小さい生徒たちとも徹底的に応酬していこうと思っています!

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