陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

7年ぶりのネリネ

2018-12-10 23:02:10 | 庭のできごと
れもん* です。
ヒガンバナ科の球根植物、
ネリネ
植えてからしばらく咲かなかったこの花が、
やっと咲いたときのことを書いたのは、2012年の2月でした。

ところが、翌年からまた花が咲かなくなってしまい、
思い切って鉢植えから地植えに変えたのが3年くらい前。

やっぱり花はすぐには咲かなかったけれど、
株は少しずつ大きくなってきて、
先月の終わりには蕾が膨らみ、
とうとう12月になって花を咲かせてくれました。

前に咲いてから6年10か月経ちますから、ほぼ7年ぶりの開花です

ネリネ(クリスパ) 庭のネリネ
ピンクのネリネ

ネリネの花びら

ネリネ・クリスパ


今月になって、ネリネの隣りでは、気の早い
ニホンズイセン も咲き出しました。
これから4月まで、我が家の庭では様々な種類の水仙が咲いてきます 
日本水仙
日本スイセン

次回はまた、山陰旅行の記事に戻ります。


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鹿野温泉山紫苑

2018-12-08 16:10:06 | 温泉
れもん* です。
先月の22日から24日までの鳥取、島根旅行。
レポートは、順不同でアップしていきたいと思いますが、
行程はざっとこんな具合でした。

(1日目)
休憩がてら兵庫県の平福の町に寄った後、
鳥取砂丘に行く予定でしたが、天気が悪くて智頭宿の町歩きに変更。
白兎神社に立ち寄って、鳥取市郊外の鹿野温泉の宿に入りました。

(2日目)
途中の北栄町でちょっと寄り道しましたが、まっすぐ松江へ。
時間をかけて松江城と周辺を歩き、早めに玉造温泉へ。
チェックインの後で温泉街を散策しました。

(3日目)
まず出雲大社に向かいました。
神在祭の大祭と重なって大混雑だったのは予定外でしたが、
それでも影響を最小限に抑え、日御碕も見学して帰途につきました。

    ◇     ◆     ◇     ◆     ◇     ◆

一日目最後の
白兎神社 は、因幡の白ウサギの話で知られた場所です。
参道では、いたる所でウサギが飛び跳ねていました
白兎神社のウサギ
白兎神社参道
白兎神社の兎 白兎神社にて

白兎神社
 かわいい本殿にお参りして・・・

白兎海岸
 海岸にも出てみました。
 後ろに見えているのは、白うさぎが流れ着いたという
淤岐ノ島 (おきのしま)。



さて、一日目の宿は、鳥取県東部の「いなば温泉郷」の一つ、
白兎海岸からもほど近い、
鹿野温泉 の国民宿舎 山紫苑 でした。
鹿野温泉は昭和30年の開湯で歴史は浅いけれど、
城下町として栄えた地にあって、国民保養温泉地に指定されています。
国民宿舎山紫苑


料理は選べますが、オーソドックスな季節の会席「風」コースにしました。
メインは、鳥取和牛の豆乳鍋です。
山紫苑のお品書き
食前酒代わりのリンゴ酢です。 お品書きは、クリックしてご覧ください。

山紫苑/懐石
茶碗蒸し 山紫苑/鳥取和牛の豆乳鍋
山紫苑/鹿野そば 山紫苑/造里
山紫苑/天麩羅 山紫苑/水物

朝食はこちら。 太刀魚の干物が美味しかったです。
山紫苑/朝食
太刀魚の干物


お湯はかけ流しの弱アルカリ性単純泉
無色透明無味無臭であまり特徴はありませんが、
肌に滑らかでいくらでも浸かっていられます。
山紫苑/庭園露天風呂
山紫苑/本館内湯
山紫苑/内風呂
鹿野温泉
本館内湯と庭園露天風呂は、夜11時の男女が入れ替え制。
大きな傘があるので、雨でも快適に入れました。
このほか、新館にはジャグジーバスの展望風呂があります。


広々とした中庭に出てみました。
私たちが泊まった本館一階の部屋からは、サンダルで直接下りられます。
正面が新館で、張り出しているところが展望風呂。
鹿野温泉山紫苑
山紫苑/中庭

本館は建物は古くて、部屋にトイレもなく洗面台も狭かったですが、
隅々まで綺麗にされていて、中庭の眺めも開放的で良かったです。
ちょうど蟹が始まったとあって、平日でしたが蟹目当てのお客さんもいっぱい。
鳥取周辺の中では施設も大きく、料金も手頃で利用しやすい宿だと思いました


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串柿の里

2018-12-04 17:28:43 | まち歩き いなか歩き
れもん* です。
旅行で間が空いてしまいましたが、
高野口駅に寄った後は、
串柿の里 に向かいました。
山陰のレポートを書く前に、この山里のことを紹介します。

    ◇     ◆     ◇     ◆     ◇     ◆

和歌山県かつらぎ町の
四郷 (しごう)地区。
ここは400年の昔から串柿が特産で、
串柿作りが始まると、柿の玉のれんが一斉に吊るされ、
山里一面、可愛いオレンジ色に染まります。

いくつかの集落が山沿いに点在しているのですが、
今回は、
神野 (こうの)と 大久保 という二つの集落を散策しました。


ちなみに串柿は正月飾りの縁起物で、10個串と5個串があります。
10個串は、端に2個ずつと中に6個で
  「いつもニコニコ(2個2個)、仲睦(中6つ)まじく」
5個串は、端に1個ずつと中に3個で
  「ひとり(1個)ひとり(1個)が、皆(3個)幸せに」
という思いが込められているそうです。


【神野】
柿暖簾と秋の野
柿取り
串柿の里
柿の玉暖簾
串柿作り









10個串
晩秋の一コマ


【大久保】
柿たわわ
串柿を干す
連なる串柿
串柿作りの家
青空に串柿のすだれ
大久保集落で
山並みと串柿

晩秋の風物詩、串柿作り。
柿一色に染まる山里には、日本の昔を思い出させるような、
懐かしい故郷の景色がありました 


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