能郷白山

れもん* です。
11日の日曜日、奥美濃の盟主　能郷白山 に登ってきました。

「落ちたら死ぬ」の看板で有名な国道157号を走り、
岐阜と福井の県境、 温見峠 に着いたのは9時過ぎでした。
もう車がかなり並んでいて、この山の人気の高さが窺えます。

峠から山頂までは2時間のルート。
始めは緩やかなブナの森ですが、すぐに急登の連続となります。

最初のピークまで登ると、目の覚めるような残雪の 白山連峰 が姿を現しました。
手前は、百名山の 荒島岳 です。



稜線伝いにいくつかのピークを越えて行きます。
5月のように爽やかなこの日、
ウグイスの鳴き声を間近に聞きながら、加賀の白山を背に歩く道は快適でした。






　　登山道では、花を見るのも楽しみの一つ。

【オオバユキザサ、キジムシロ、オオバミゾホオズキ、マイヅルソウ】

これもマイヅルソウ？

【サラサドウダン】
【カタクリ】
【サンカヨウ】



山頂は、標高1,617ｍ。
展望は利かないという話でしたが、灌木や熊笹が刈られて視界良好。
御岳から乗鞍、槍・穂高までもが、くっきりと見渡せました。

【笠ヶ岳、槍ヶ岳、穂高岳】

小休止した後、数百メートル先の 白山権現社 に向かいます。
途中には雪渓が残っていました。



雪が融けて間もない斜面には、 カタクリ が群生していました。

ショウジョウバカマ も混じっています。

程なく、権現社の祠があるもう一つのピークに到着。
ここからは、伊吹山地から越美山地にかけての山々が目の当たりです。


5月に設置されたばかりの山座同定図は、とてもわかりやすく描かれていました。
ちなみにこの日は、ここに載っている山のほとんどが見えました

　写真は全部、クリックで大きくして見られます。

ここで昼食ですが、一緒に行った山好きの友人がボンベを持ってきてくれたので、
前からやってみたかった、山でのカップヌードルを初体験。
これは記念の写真です（笑）
食後に淹れたコーヒーもおいしかった～


この日のルートの鳥瞰図です。
長くなりましたが、最後まで見ていただいてありがとうございました。