陽あたり良好

ほんわかした毎日と、写真、そして黒柴「茶々」
りんごとれもんの二人で綴ります

※ 茶々は令和6年6月にお空へ…

中の湯温泉旅館

2019-10-28 23:02:23 | 温泉
れもんです。
今回の宿は、大自然の中の一軒宿、
中の湯温泉旅館
かつては梓川沿いに立地していましたが、
安房トンネル工事のため、平成10年に安房峠の中腹に移転。
温泉は、旧中の湯の源泉からポンプアップしています。

中の湯温泉旅館
中の湯温泉/玄関
3時頃から本降りになった中、4時前と早めのチェックイン。

中の湯温泉/ロビー
中の湯温泉の明るいロビー
館内は、移転して21年経っているとは思えないくらい綺麗です。
明るくて広いロビーは、合宿の宿には珍しいパターンでした(笑)
(もっと全体を撮れば良かったと後悔。。。) 


さて、早めのチェックインは、雨のせいではなくて 卜伝の湯 に入るため。
剣豪の塚原卜伝にちなんで名付けられたこのお湯は、
旧中の湯に近い、釜トンネル入り口付近にある洞窟風呂です。

せっかく中の湯温泉に泊まるからには、ここは絶対外せません。
30分単位の貸切りで、予約時間に合わせて旅館から送迎車で行きます。

卜伝の湯の入口
国道脇にある湯小屋の入口。 梓川の崖にへばりつくように作られています。

中の湯温泉/卜伝の湯
コンクリート階段を下りて行くと、
3~4人でいっぱいになるくらいの湯船がありました。
温泉の凝固作用でできた洞窟に、少し手を加えているそうです。

卜伝の湯の階段
振り返るとこんな感じ。

卜伝の湯
湯船は、深さも温度もちょうど良い加減です。
鉄分が多い上品な湯で、いつまででも入っていられそうでした 


夕暮れの中の湯温泉旅館
中の湯温泉本館
旅館に戻る頃には、雨も上がっていました。

中の湯温泉/「焼」
私たちが泊まったのは、「登山者向けの部屋」と説明されている「焼」。
本館とは別の建物になります。

中の湯温泉/連絡通路
本館からはこんな通路でつながっており、トイレと洗面所は共同です。
少し不便な分、料金はお値打ちで、早割もあって 
税込1万円 
部屋も本館同様とてもきれいで、十分満足できました。


お風呂は、露天風呂付きの大浴場が2つと貸切風呂が1つあります。
2つの大浴場は、夜の10時で男女入れ替え。
泉質は単純硫黄泉で、無色透明のサラッとしたお湯でした。

中の湯温泉/内湯
内湯はどちらも同じような造りになっています。

中の湯温泉/露天風呂
チェックイン時に男湯になっている方の露天風呂からは、
晴れていれば、穂高連峰が望めます。

中の湯温泉の露天風呂
もう一つの方の露天風呂は、塀に囲われていますが広さは同じです。


さあ、お待ちかねの夕食がこちら。
中の湯温泉/夕食

鴨鍋







名物の鴨鍋です。

お造り
造りはサーモン。信州サーモンだと思います。
手前の茶碗蒸しのようなのは、生湯葉と蟹の豆乳蒸し。
後ろの岩魚はとても立派でびっくりしました。
付け合せはミョウガとなつめです。なつめは懐かしい味でした。

先付など
煮物は海老の酒蒸し、若竹煮、長芋豆腐。
左下は、ずいきの五目和え。 右の漬物は、煮たく、赤かぶ、胡瓜です。


「大信州」純米酒 「大信州」純米吟醸
お酒は「大信州」 

しのぎ お吸物
石臼で挽く手作り蕎麦も美味しかったです。
吸物は、玉子豆腐とじゅん菜、松茸。
最後のご飯の時には、サービスで大皿の漬物も出していただきました。


ランプのインテリア
ごちそうさま~


そして朝食・・・。
中の湯温泉/豆乳豆腐
一際印象深かった、土鍋の豆乳豆腐です。
席に着くと火を入れてくれて、アツアツをいただきます。

中の湯温泉/朴葉味噌
朴葉味噌も久しぶりで美味しかったです。

中の湯温泉/朝食の一部
ほかには焼き魚や温泉玉子など。 夕食同様、満足度は高かったです。


さて、二日目は朝からいい天気。
中の湯温泉からの霞沢岳
宿の正面には霞沢岳。

中の湯温泉からの穂高連峰
左手には穂高連峰が顔を覗かせていました。


これから上高地に向かうのですが、
大正池までは無料で送ってもらえて、これもポイント高いです。
食事、温泉、建物、スタッフと全て良く、また泊まりに来たい宿でした 


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6 コメント

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秘湯♨ (liebe)
2019-10-29 23:34:17
れもんさん

こんばんは
中の湯温泉いいですね~!
ト伝の湯!秘湯で魅力を感じます
薄暗い感じがドキドキです
さすが、れもんさん!ホントに凄い所をご存じです!
宿も素敵ですね~~!穂高連峰を眺めながら
露天に入りたいです
食事も美味しそうですね~~!
豆乳豆腐!蕎麦!日本酒
いいですね~~~~!

色づく黄葉も美しいです!
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Unknown (れもん)
2019-10-30 21:37:19
liebeさん、こんばんは☆
卜伝の湯の入口は、梓川にかかる橋のたもとの目立たない所にありました。
貸切専用でバス送迎とあって、難易度は高いですが、
宿が移転する前から、中の湯の代名詞のようになっていた温泉です。
期待にたがわぬいいお湯で、これだけでもここに泊まった甲斐がありました。

宿はびっくりするくらい明るくて、隅々まで綺麗にされていて気持ち良かったです。
露天風呂にはじっくり浸かり、朝夕の食事も美味しくいただきました。
「大信州」は香りが良くて、評判どおりの美味しいお酒。
コストパフォーマンスも抜群で、メンバーの満足度も高かったです
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Unknown (sachi1024801801)
2019-10-31 10:10:34
ばななです☺️
こんにちは👍
今回のお宿は、これまたマニアックで良いですね!
洞窟風呂は相棒が喜びそう💮
朝の土鍋のお豆腐は、体が温まりますね!
温泉良し、料理良し、景色も良くて、言う事なしですね👍
ぜひとも行ってみたいです💖
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Unknown (れもん)
2019-10-31 18:02:16
ばななさん、こんばんは☆
部屋と人数で料金がかなり変わるので、グループ予約は難しさがありましたが、
一番お値打ちな取り方ができてラッキーでした。

卜伝の湯は当日の昼から予約できるので、電話で予約しておくのが安心です。
ここは上高地へのアクセスが便利で、行きは大正池まで送ってもらえますし、
帰りも釜トンネル出口まで路線バスで来れば、そこから宿まで迎えに来てもらえます。
建物は明るく綺麗で、20年以上経っているようには思えません。
上高地に行かれるようなときには、ぜひ候補にしてくださいね (^_-)-☆
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Unknown (Blues Walk)
2019-11-06 19:14:37
こんばんは。
卜伝の湯なんですね。
子供の頃読んだ漫画で、切りつけられている塚原卜伝が、
鍋の蓋を持って構えている絵が浮かびましたよ(笑)
洞窟風呂は私にはのんびりできそうにないので、
露天風呂の方が良さそうです。
楽しみの料理も美味しそうですね。
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Unknown (れもん)
2019-11-06 22:47:15
Blues Walkさん、こんばんは☆
子供の頃持っていたメンコの一枚に、鍋の蓋を持った卜伝の漫画が描かれていました。
多分、Blues Walkさんが思い浮かべたのと同じ絵だと思います (^^)
「とでん」じゃなくて「ぼくでん」だと知ったのもその頃です(笑)

貸切の洞窟風呂は、30分の時間制限があって、
しかも6人で行ったので、3人ずつ15分交代になってしまいました。
その分、露天風呂では長湯をしましたよ。
食事は夕食も朝食も、宿の個性が出ていて美味しかったです。
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