スターランナー

ヴァネス・ウー、キム・ヒョンジュ、アンディ・オン、ショーン・タム、ウォン・ユーナン出演。
ダニエル・リー監督作品。

公式サイト

韓国人の金美嬌（キム・ヒョンジュ）は、不倫の恋で負った心の傷から逃避するため、夏期講習の韓国語の講師として香港の大学へやってきた。
そこで美嬌は反抗的な男子学生、鄭建邦（ヴァネス・ウー）と出会う。二人はお互いに反発し合いながらも、少しずつ恋愛感情が芽生える。
ボクシングに熱中する鄭建邦は、ボクシング界の寵児、坦克（アンディ・オン）に挑戦しようとトレーニングに励んでいたが、試合の日を目前にして金美嬌の不倫相手が香港にやって来た・・・。（楽天レビューより）

友人に頼まれて、買った前売チケットでしたが、友人が行けなくなったとので、私が観に行ってきました。
予想以上に面白かったです。不覚にも涙が出てしまいました（苦笑）。

ストーリーはアクション・ラブストーリーですね。公式のレビュー通り（笑）。
でもどちらかというと、アクション色の方が強いような気がしました。
最初の方は、電車のシーンとか、あまりにベタで、どうしようかと思いましたが（笑）、だんだんと引き込まれました。
アクションシーンがなかなかかっこいいです。最後のタンクとの試合は、やや長いですが、特にダレる感じもなく、ワクワクドキドキで観れました。「やれ！そこだ！打て！」みたいな（爆）。

ヴァネス・ウーはちゃんと観たのは初めてでした。名前もちゃんと覚えてなかった（苦笑）。観てて、誰かに似てるなぁと思ったのですが、柳楽優弥くんに似てませんか？？
目のあたりが似てると思うんですけど・・・
アクション頑張ってましたね。試合では、どこまで本人なのか分からないですが、かなり頑張ったのではないかと。なかなかかっこよかったと思います。
キム・ヒョンジュも初めて観ました。可愛い人ですね～。観ていくうちに、どんどん可愛く観えました。彼女の恋人役の男性も美男子だし、その妻も美人。綺麗どころを揃えましたね。

でもって、この映画、「ワンナイトインモンコック」のチン・ガーロッが出てました！
この人、どこかで観た・・・と考えて、すぐに「ワンナイトインモンコック」でアレックス・フォンと一緒にいた刑事役の人！！と思い出したのですが、俳優さんの名前があやふやで、でも確かチン・ガーロッだった気がする～～と思い出しました。しかし、ちょっと調べても、この映画に出ているという証拠が見つかりませんでした。
しかし、根気強く調べてたらあった！！
「楽天市場」
やっぱりチン・ガーロッでした。見間違いじゃなかった♪
ヴァネスのいたジムの先輩ファイターの役でした。これもまたなかなかかっこよかった。
で、ティ・ロンも出てるんですよね。
どこで出て来るのかな～～と思って観ていたら、詠春拳の使い手として出てました。
私はティ・ロンを「野獣たちの掟」でしか観たことがないのですが、カンフー技なかなかのものでした。しかし、年取ったね・・・・・・

上にも書きましたが、全体的な感想としては、結構楽しく観れました。ラブストーリーの部分をやや耐えれば（苦笑）。
アイドル映画なのかと思って、ちょっとナメてたかもしれません。ごめんなさーい。

アイドル映画といえば、「CHECKERS in TANTANたぬき」（爆）。
その発想がどこから来るのかは置いておいて（笑）、85年当時、国民的アイドルであったザ・チェッカーズというグループの出演した映画です。
ま、「スターランナー」と比べると、びっくりするくらいアイドル映画ですが（爆）、アイドル映画にしては、伏線の張り方など、きちんと作られた映画です。彼らの演技については、述べるのはやめておきますが（大汗）。柴田恭兵や浦辺粂子さんがチラリと出演してたりします。
そして、聞いて驚け（笑）。
「亡国のイージス」を監督した阪本順治監督は、この「CHECKERS in TANTANたぬき」で、助監督をされていたそうです！！
私は「亡国のイージス　公式大綱」を読んで、この事実を知った時、ぶったまげました（爆）。
ちなみに「TANTANN～」のメイキングを演出したのは、堤幸彦監督です（笑）。

今日は、チェッカーズでドラムを叩いていたクロベエこと、徳永善也さんの1周忌にあたります。クロベエはボーカルのフミヤ氏のほぼ真後ろでドラムを叩いていた耳の大きなあんちゃんです。
1年前も今日のように、天気がよく暑い日で、外では蝉が鳴いていました。

今日の私の昼食は、彼の好きだったカツ丼とジョー○アの缶コーヒーの予定です。