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映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

スワロウテイル

2005-08-05 13:52:51 | 映画(さ行)
三上博史、渡部篤郎、江口洋介、Chara、伊藤歩、アンディ・ホイ、山口智子出演。岩井俊二監督作品。

紙幣偽造のデータを手に入れた娼婦のグリコは、中国系移民のヒョウたちとニセ札造りを始めた。ライブハウスを買い取り、歌手として有名になっていく彼女だったが……。近未来の架空の都市“円都(イェンタウン)”を舞台に、若者たちの姿を描いた作品。(ヤフーレビューより)

この映画は、公開当時、劇場へ観に行きました。
その時は、あまりいい印象を持ちませんでした。画面が暗かったように記憶していましたし。少なくとも2回観たい映画とは思いませんでした。
友人を3人誘って観に行き、私が一番乗り気だったのに、観た後はガックリした記憶が(笑)。

Santapapaさんの「かたすみの映画小屋」でこの映画の記事を見つけ、映画の雰囲気を思い出し、また観たくなったので、借りてみました。
もう一つ観たいと思った動機としては、トニーが日本の映画監督で出演してみたい人は?という質問に「Love Letter」の岩井俊二監督、と答えていたので(笑)。
「Love Letter」も観た事がありますが、香港のイメージに一番近い作品となると「スワロウテイル」を思い浮かべました。

観てみてびっくり。思っていた程、画面は暗くありませんでした。それよか、空き地なんかは青空の下で、すごくいい感じ。
私が持っていた暗いイメージは、アゲハがタトウを入れてもらったあのストリートだったんですね。おそらく強烈な印象が残ったんでしょう(笑)。
近未来という設定でしたが、観た時は、過去かと思いました。確かナレーションで「円がまだ強かった頃・・・」みたいなのが流れていたような気がしたので。
映画全体の雰囲気が凄く良かった。異国な雰囲気で、英語、中国語、日本語が入り混じっている。それも日本人の役者さんがしゃべっている中国語は、発音が非常にアヤシイ(苦笑)。でもそれは大きな問題とは思いませんでした。

この映画、三上博史も良かったし、渡部篤郎のキャラも良かった。Charaもステキ。
けれど、なんといっても、伊藤歩ちゃんでしょう。不思議な雰囲気で好演してました。彼女は「リリィ・シュシュのすべて」にも出てますね。
ラストの終り方も好きな感じ。この映画、好きな作品の1本になりそうです。
以前見た時と違う感想を持つのは、やはり自分が大人になったからでしょうか(笑)。

そして、私の好きな山口智子さんも少しですが出演してます。凄くステキです!ライフルを持った姿がとてもキマってるし、ミニスカ(?)から出てる白い脚がキュート!なんて魅力的でカッコイイんでしょう・・・ホレボレします。

DVD欲しくなってきた・・・