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Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

欲望の街・古惑仔1/銅鐸湾(コーズウェイベイ)の疾風

2006-07-15 09:47:25 | 映画(や行)
イーキン・チェン、チャウ・シウチョン、フランシス・ン、ジジ・ライ、マイケル・ツェー、ジェイション・チュー出演。アンドリュー・ラウ監督作品。95年。

不良少年のナン(イーキン・ツェン)、サンカイ(チャン・シウチョン)、イー、ポウパンら5人は、学生時代から暴力団の幹部Bの舎弟となり、次第に頭角を表していった。ある日、ナンはマカオのボス、ビル殺害の大命を受け、仲間とマカオに向かう。だが、同じ組の義兄弟カン(フランシス・ン)の裏切りによって返り討ちに遭い、ナンは罠にはめられてしまう。その事件を機にナンはサンカイと袂を分かつことに。さらに非道な方法で勢力を延ばすカンが、ナンの慕っていたBを家族もろとも惨殺したことから、ナンの怒りは爆発! 自らの命と友情を賭け、ナンはB兄貴の仇討ちに立ち上がった……! クールだけど仁義は熱い! ふだんは自らアクションを起こすことはないが、ここぞというときに男の意地と度胸を見せるナン。大人しめのイーキンに、受け身タイプの役柄がぴったりとはまり、新しい時代のヒーローが誕生した!(allcinema onlineより)

この映画はアンドリュー・ラウ監督の出世作として、有名ですね。イーキン、小春が出演しているというのと、トニーが「欲望の街・外伝/ロンリーウルフ」に出演していたので、それを観た事がありました。それには小春が同じ役のサンカイとして出て来ましたが、私は初めて観るので、特に何の感慨もなく(苦笑)。

それから、ニコ出演の「硝子のジェネレーション」を観る前にこちらを観ておきたかったという理由で、今回手をつけたというのが本当の理由です(汗)。
しかし、これまたいったいいつ観たんだっけ?という感じで記憶が彼方に行きかけており、断片を少しずつ思い出して書くので、すっぽり抜けるシーンが(意図的でなく)あるかもしれません。印象に残った事を書きたいと思います。

冒頭ではナンたちが確かまだ学生でマフィアに絡まれた所を助けてくれた、これまたマフィアの弟子にしてもらう、というものでした…よね?(苦笑)
で、10年後、すっかり大人になった(笑)ナンやサンカイが街を闊歩しており、とある組のボスを殺しますが、それが他の組のボスであるカンの怒りを買います。カン役のフランシス・ン、いい演技してますねぇ。本当にこういう役が似合います(笑)。
サイモン・ヤムは大ボス役で出てました。出番がちょこっとだけで残念。

大きな仕事を任されるナンたちですが、カンに嵌められ、ナンはサンカイの女と寝てしまい、サンカイと仲違い、サンカイは台湾へ、ナンも組から追い出されて小さな食堂を始めます。
様子を見に来た元ボスのBさん。(なんか”さんづけ“したくなります・笑)いい人だ。
サイモン・ヤム扮する大ボスを引きずり下ろし、自ら大ボスになったカンですが、たった1人言う事をきかないBさんが邪魔になり、一家ともども残殺してしまいます。それを知ったナンは怒りを爆発させ、カンに復讐する事を誓います。
ナンは仲間を集めようとしますが、カンの息がかかっているため、人が集まりません。その時、昔の仲間のサンカイが大勢の手下を引き連れて、颯爽と車で登場!!いやぁ、かっこいいです。シビれました。正直、サンカイの存在を忘れてました(爆)。
無事、復讐を果たした彼らは再び一緒にやっていくのでしょうか。続編があるので、やるんでしょうね(笑)。

この映画、イーキンがめちゃめちゃかっこいいです。これはシビれます。いつも存在感がない…とか言われているイーキンですが、これはイーキンのための映画。よかったね、イーキン(笑)。

なかなか面白かったので、このイーキンの若い頃の役をニコがやるのかな?と思うと「硝子のジェネレーション」が楽しみです。「レジェンド・オブ・ヒーロー 中華英雄」でも親子役をやってますし、二人は似てるという話もありますね。私はそんなに似てるとは思ってないですが…。
アンドリュー・ラウ監督は、「インファ~」といい、主人公の若い頃とかやるの好きですね(笑)。それが「インファ~2」みたく、うまくいっているといいなぁ。

夢駆ける馬ドリーマー(試写会)

2006-05-16 11:19:01 | 映画(や行)
カート・ラッセル、ダコタ・ファニング、クリス・クリストファーソン、エリザベス・シュー、デヴィッド・モース出演。ジョン・ゲイティンス監督作品。

ケンタッキー州レキシントン。優秀な調教師のベン・クレーンは、大牧場のオーナー、パーマーの下で、期待の牝馬ソーニャドールの調教を請け負っていた。ある日、ベンの調教を見に行った娘のケールは、そこでソーニャと出会い、すっかり魅了されてしまう。しかしソーニャは、異常に気づいたベンの反対を無視してパーマーが強引に出走させたレースで転倒、骨折してしまう。ケールが見守る中、パーマーからソーニャの安楽死を命じられたベンだったが、自らのギャラと引き換えにソーニャを引き取る決断をする。再起不能と思われたソーニャだったが、ベンと仲間の厩務員たちの手厚い看護により、徐々に回復していく…。(allcinema onlineより)

公式サイト

ファミリー向けの映画でした。試写会で当たらなければ観に行かないタイプの映画かな~(苦笑)。
ハリウッド映画らしく、きちんと感動できる作りになっていました。
実はカート・ラッセル結構好きです。「バック・ドラフト」を観た時にこの役者さんいいな~と思ったんですね。しかし、歳取りましたねぇ・・・お互い様ですが(爆)。
今月公開される「ポセイドン」にも出演されていて、土曜日の試写会に当たっているので、そっちも観てきます。
ダコタ・ファニングは可愛いですね。とってもキュートで、演技も上手い。しかし、この歳で、これだけ映画に出演していると、学校はどうしてるんでしょうねぇ。お姉さんはダコタちゃんの将来が心配です(笑)。

実際に奇跡の復活を遂げた競走馬の逸話からヒントを得たストーリーだそうです。本当に骨折した競走馬が復活してG1で勝つことができるかどうか、非常に微妙な気がしますが、映画を観ている時は、そんなに疑問に思う事もなく(笑)、素直に感動できましたよ。
何度も障害にぶつかる構成になっていたり、騎手が見る夢のエピソードがあったり、ダコタ演じるケールが書いた魔法の馬の作文のエピソードがあったりとじんわりと感動させる要素を盛り込みつつ、ラストのレースで馬のソーニャドールを応援したくなるように持っていくやりかたは、さすがですね。
個人的には、ケールがソーニャドールにアイスキャンディをあげるシーンが好きでした。そんなにあげたら太るんじゃないのか~~~と思いつつ(笑)。
安心して観れる映画でした。

陽気なギャングが地球を回す(試写会)

2006-04-29 23:38:18 | 映画(や行)
大沢たかお、鈴木京香、松田翔太、佐藤浩市、大倉孝二、加藤ローサ出演。前田哲監督作品。

銀行での爆弾騒動の現場に偶然居合わせた4人の男女。なぜか他人の嘘を確実に見破ってしまう男・成瀬(大沢たかお)、どこまでも正確な時を刻む体内時計を持つ女・雪子(鈴木京香)、生まれついてのスリの天才・久遠(松田翔太)、ヘ理屈を駆使する演説の達人・響野(佐藤浩市)。風変わりな才能を持った彼らは、成り行きから爆弾事件を阻止したことで、図らずも4人が組めば自分たちの特異な才能が活かせることに気づく。かくして4人は銀行強盗チームを結成、抜群のコンビネーションで次々と成功を収めていくのだったが…。(allcinema onlineより)

公式サイト

人気ミステリー作家・伊坂幸太郎の同名ベストセラーを映画化だそうです。
当然(苦笑)、原作は未読。でも出演者の名前見ただけで、面白そう、と期待してしまいます。
冒頭のカーチェイスからありえないシチュエーション連発で、CGバリバリ、かなり漫画チックでした。が、テンポがいいし、なかなか面白いかも!と思いながら見ました。
ただ、ミステリーという割りには、途中から謎の部分がミエミエで、なんで彼ら4人が気付かないのか不思議~という感じでしたが……
そして、ラストの部分が回想というか、キュルキュルと映像が逆戻りしてタネ明かしみたいな感じのシーンがいくつもあって、逆に分かりにくい(苦笑)。
見終わった後に、で、結局どうだったんだ?と思っちゃいました。
原作ではどうなってるんだろう?
終わった後に、後ろの席に座っていた女性が「原作と全然違う~」と言ってましたが…その違うというのは、恋愛パートの部分のようでしたが。

ただ出演者はやっぱりいいですね。大沢たかお、佐藤浩市のベテラン、紅一点の鈴木京香、ヤングな(笑)松田翔太。
松田翔太は、お兄ちゃんの龍平よりも好きかもしれない~。この映画のキャラ、なかなか好きでした。
佐藤浩市の早口にしゃべる演説の達人が面白かったなぁ。もうちょっとじっくり聞いてみたかったけど。
加藤ローサちゃんは、佐藤浩市の奥さん役で、実年齢よりも上の役だったと思いますが、ローサちゃんがこの役をやる意味がイマイチよく分からない。可愛かったですけどね。出番は少ないですが。

それぞれのキャラに個性があるので、もうちょっと面白く撮れたような気がしなくもない(苦笑)。つまらないわけではないけど、もう少し上を期待しちゃってました。原作とか漫画の方が面白そうだなぁ。


要塞監獄プリズナー107 LAST LIGHT

2005-12-20 16:21:39 | 映画(や行)
キーファー・サザーランド、フォレスト・ウィッテカー、クランシー・ブラウン出演。キーファー・サザーランド監督作品。93年。

K・サザーランドが監督・主演した、地獄の監獄生活と重厚な人間ドラマを描くケーブルテレビ用ドラマ。凶悪犯罪を犯した者が収容される通称“デス・ロー”という監房。そこでは、暴力と恐怖が支配していた。死刑囚のデンバーは、唯一人間的な黒人看守と友情を築き、人生の意味を悟る。そして、彼は、非道な看守と凶悪な囚人たちをすべて敵にまわし、人間の尊厳をかけて命がけの抵抗を続けるのだった。(all cinema onlineより)

キーファーのファンになって初めて観た映画が「乱気流/グランドコントロール」ならば、キーファーが監督をしている作品で初めて観たのが、これです。今迄に3本の作品を監督していますが、私はこれが一番好きです。
というか、キーファーが出演している作品の中でも1、2を争うくらい好きです。
手に入れてから初めて観た時の衝撃は凄いものがあり、その後、毎日のようにこればかり観てました。
粗筋を読めば分かると思いますが、非常に重い作品です。が、たくさんの人に観てもらいたいと思う、素晴らしい作品です。日本では未公開の上、ビデオしか発売されておらず、レンタル屋でもなかなか見つけることはできないかと思います。それが非常に残念・・・。

今回、久しぶりに観たのですが、大泣きしました。こんなに泣くドラマだっけ??というくらいに・・・(苦笑)
脚本、演出、演技、どれをとっても秀逸です。

キーファーは、囚人のデンバー役です。トップシーンから驚かされます。デス・ローと呼ばれる小さくて、光の入らない真っ暗な監房に5週間も閉じ込められていたデンバーは、真っ裸で、ク○まみれになっています。そこから出して独房へ戻したのが、新任の看守フレッド(フォレスト・ウィッテカー)。彼は、人と光に怯えているデンバーを暴力を奮うことなく、シャワーを浴びせ、独房に戻します。デンバーをデス・ローに入れた張本人の主任が付き添いますが、その主任に対して発した言葉(これが、映画の中でキーファーが最初に発する言葉です)が「F○CK YOU!」(苦笑)
キーファーが裸だった事にも驚きましたが、それよりも、画面から伝わってくる痛々しさが胸をうち、目を離すことができませんでした。そこにいるのは、キーファーではありません。もちろん、ジャック・バウアーでもありません。デンバー以外の何者でもありませんでした・・・。私は、その強烈な存在感に圧倒されて、ただ食い入るように画面を見つめるだけでした。
デンバーは、死刑囚で、看守一人を含む3人を殺しています。一見、同情すべき点はないように思えます。デンバーの生い立ちは、子どもの頃から里子に出され、矯正施設に入所し、そこで人を殺して、刑務所入り・・・生い立ちには同情すべき点が見られますが、それを考慮しても、やはり死刑は間逃れないのでしょう。
生い立ちを考えると、たいした教育も受けていないように思いますが、頭はいいです。チェスでは本を読みながら、他の囚人に勝ってしまうし、他の囚人から、恋人に出すラブレターの書き方を聞かれて、スラスラと文章を言っています。
それから、デンバーのセリフ一言一言が、とても胸を打ちます。そのたびに涙を流す私(苦笑)。
「あの時、俺は透明だった。殴れば殴るほど、俺は消える。誰にも俺のことは分からない」

普通の暮らし、普通に働く事を望み、そして死ぬ事を望む死刑囚デンバー・・・

そんなデンバーを、人として扱う看守フレッド。口では、あんな奴は監房に閉じ込められて当然だ、それだけのことをしてきた人殺しだと罵るけれど、デンバーに対する主任たちの見過ごせない暴力を訴えるために立ち上がります。
デンバーにクビにされたという女性弁護士がフレッドに連絡してきます。彼女はデンバーについて言います。彼は私の嫌がることを見つけ、怒らせる、そして自分の悲しみの道連れにしようとする、と・・・
現実の世界でも、こういう人はいます。そういう人は大抵の場合、頭がいい。人の嫌がることを見抜き、それにつけこみます。私達は、その言葉に惑わされて、その人を評価してしまうけれど、本当に見なくてはいけないのは、その言葉の後ろにある、その人の悲しみや絶望です。そういう人達にとって、言葉は、自分を守るために発しているものなのだから。

フレッドは女弁護士にクビになってホッとしただろう?と聞きます。弁護士は言います。「ホッとしたわ。彼が心配になったから。・・・苦しかったわ」と。

フレッドは父親に虐待されて育っているという境遇です。そして、元警察官ですが、不必要な銃の扱いをしたという嫌疑で、警察を追われます。
フレッドがずっと心に引っかかっていた父親に対する想いは、ラストで、デンバーに話す事によって、救われます。
デンバーとフレッドは友情で結ばれ、悲しいクライマックスへと向かっていきます。

フレッドは、この後もきっと闘ったのでしょう。その結果は分かりませんが・・・
暴力や人の尊厳について考えさせられる作品です。

デンバーが最期に書いて、聖書にはさんだ手紙には、何が書かれていたのでしょうか。

非常に深い作品で、観るたびに新しい発見があります。デンバーの行動や言葉には、すべて意味があるようです。(昨日初めて気付いた事もありました)
観終わった後もいろんなシーンを思い出して、考えてしまいます。
看守役のフォレスト・ウィッテカーですが、彼は、「フォーン・ブース」でもキーファーと共演してます。あれを、共演と呼ぶのかどうか分かりませんが(笑)
音楽は去年だったか・・・キーファーと一緒に「Iron Works」という音楽レーベルを立ち上げたジュード・コールが担当しています。
キーファーはこの時、27歳くらいのはずですが、演技もさることながら、素晴らしい演出です。つくづく日本未公開なのがもったいないです・・・。ちょっとでも興味のある方には、観てもらいたい・・・・・・。

最後に一つ。邦題の「要塞監獄プリズナー107」ってどうなんです??このタイトルだと、脱獄できない場所から脱獄しようとする囚人の話かと思ってしまいます。
そんな話じゃないのに~~~「Last Light」でいいじゃないですか。
たぶん、今なら、きっとそのままの「Last Light」というタイトルになるんじゃないかな・・・

約三十の嘘

2005-11-16 10:04:44 | 映画(や行)
椎名桔平、中谷美紀、妻夫木聡、田辺誠一、八嶋智人出演。大谷健太郎監督作品。

豪華寝台特急トワイライト・エクスプレスに乗り込んだ志方大介(椎名桔平)ら6人の詐欺師たち。ある事件以来解散状態だった彼らは再び結集し、3年ぶりの大仕事を成功させるが、戦利品である大金が詰まったスーツケースを紛失してしまう。(ヤフーレビューより)

大谷監督は「NANA」の監督ですね。
他にも「とらばいゆ」を友人に勧められて観たことがありました。

詐欺師の出てくる映画なので、騙しあいで、ラストどんでん返し、と言った「オーシャンズ11」とかを想像して観ると、全然違います。
そういうスタイリッシュな映画ではなく、人間関係に焦点を当てた群像劇でした。
“仕事”をする前とした後の列車の中での、彼らの会話と行動で話が展開します。
私は観る前は、どんな“仕事”なんだろう~と、てっきりその“仕事”が描かれるのだと思ってたので、ちょっと拍子抜けでした。
でも、ある意味、大谷健太郎監督らしい作品なのかもしれません。舞台の脚本が原作との事で、とても舞台っぽかったですし。
だからこそ、役者の演技力やセリフの上手さが要求される映画でしたね。

私の感想としては、うーん・・・面白かった!というのとはちょっと違うような。
それなりの役者陣が出演していて、演技も下手~というわけではないんですが、イマイチ、映画にのめりこめませんでした。
ただ、列車の中で繰り広げられる人間模様は面白いなと思いました。
列車という限定した空間での出来事なので、メリハリがあまりないようには感じましたが・・・
でも、淡々と進むストーリー展開も大谷監督らしいような(苦笑)。
時々意味ありげに出てくる車掌が気になったのですが、特になんでもなかったようですね。深読みしすぎました(笑)。

気になったのが、セリフはアフレコだったんですかね。口とセリフが合ってなくて、違和感がありました。狭い場所での撮影(でもセットだよね、あれ)だから、アフレコになったのかなぁとか思ったんですけど・・・

それから、クレイジーケンバンドが音楽を担当していて、最初は面白いなと思ったのですが、そのうち、歌が挿入されるとウザく感じ、最後の方は歌いらん、と思ってました。私だけですか?(笑)



容疑者 室井慎次

2005-10-12 11:05:27 | 映画(や行)
柳葉敏郎、田中麗奈、哀川翔、八嶋智人、吹越満、榎本明、佐野史郎、真矢みき、筧利夫出演。君塚良一監督作品。

詳しいストーリーは公式サイトにて。(またしても手抜き)

三度目の正直で今更観てきました。
今回も「この胸いっぱいの愛を」とどちらを観ようか迷ったのですが、あまり泣きたい気分じゃなかったし、毎回悩むのにも疲れた(笑)ので、観てしまうことにしました。
家の近くの映画館だったので、あやうく貸切状態になりそうでした。私がギリギリに行ったら、1人だけ客が。
私が「この胸いっぱいの愛を」を観ることにしていたら、あのお客さん、貸切でしたね(笑)。

さて、以下、ネタばれ含みます。
全体の感想としては、まぁまぁといったところでしょうか。つまらなくはなかったけど、特に面白い、お薦めしますという風でもなかったですね。
私は1回観れば十分だなと思いました。

いきなり室井管理官が逮捕されて手錠をはめられている所から映画が始まりますので、あらーーーと思いますが、その後の状況説明が小原弁護士役の田中麗奈のモノローグだったというのが、私は気に入りませんでした。
できればもっと別の方法で状況説明して欲しかった。
それから、警視庁と警察庁の違いがなんだかよく分からない。
映画が公開になる前にこの違いが分からないと導入部分でつまづく、みたいなのを読んだ記憶があるのですが、観ていて、警視庁と警察庁がいがみあっているというのは、分かりましたが、どっちが警視庁でどっちが警察庁なのか、最後まで混乱しました。そのうち、もうどっちがどっちでもいいやって感じになりましたが(投げやり)。
室井自体も警視庁から警察庁に出向してるとかなんとか。(違ったらごめんなさい)

ただストーリーは複雑ではなく、ラストも予想が出来ました。そして、予告や前宣伝で「室井はシロかクロか!」なんて言ってた程、室井のシロクロは重要じゃなかったような・・・。
あの犯人の女の子も微妙なキャラでした。
室井の過去が明かされるというので、どんな過去かと思いきや、女性関係のことだったとは。あの喫茶店のシーンは一番の泣き所ですかね。確かにうるっときましたが、私にとって、一番の泣き所は、あのスリーアミーゴスが室井の面会に来て、袴田課長が「和久さんが心配してます」の一言でした・・・。

小原弁護士役の田中麗奈ちゃんですが、思っていた程、悪くはありませんでした。田中麗奈が弁護士って・・・、と思ってたんですが、なかなか好演してたのでは?体育会系だったという設定で、かなり走らされてましたね(笑)。弁護士になってまだ半年で、未熟な感じはよく出ていたのですが、ラストで、灰島弁護士を追い詰める所は、弁護士らしくやってほしかったので残念。「キョーヨーザイですぅ!」というセリフにガックリ(苦笑)。いじめっこに言い返すみたいでした・・・。そこはバシっとキメないとさ~~。

室井と敵対する灰島弁護士。八嶋さんが演じてました。名バイプレーヤーの八嶋さん、私は結構好きなんですが、この映画ではどうなんでしょう。ギバちゃん、もとい室井の敵としてはちょっと弱くないですかね。キャラもオタクっぽい設定で、異常な感じを出してましたが、なんだかイマイチでした。吹越さんも「サムライ・フィクション」の時から好きな役者さんですが、この人もなんかイマイチ活かしきれてないような・・・
検事役?の佐野さんもそう。この人も名バイプレーヤーですけど、あまり活かされてなかったような。
この三人よりも一瞬だけ出てきた大杉蓮さんが気になったり、観覧車の中で室井に話しをしていた警察のトップ?の役者さんがとても良かった。セリフの言い方が絶妙です。
そうそう、忘れちゃいけない哀川翔さん。うーん…この人も決して嫌いな役者さんじゃないんですが、どーもしっくり来ませんでしたねぇ。もっと自然に演じてもよかったんじゃないかなぁ。
真矢みき演じる沖田警視正はいい人になっちゃってて、なんだ??と思ったら、室井に助けられた事があったという・・・そういえば、あの人、「踊る大捜査線2」で酷い扱いになってて、某所であまりにかわいそうだと言われてました。確かに救いのない嫌な役でしたね。

あれ?なんか否定的な感想が多くないですか?(笑)でも観なきゃよかったとは思ってませんよ。タダで観ましたし(爆)
見逃してしまったんですが、「交渉人 真下正義」の方が映画としては面白かったんじゃないかな~と思ったりして・・・
「真下~」に出ていた寺島進さんが主演のドラマをやるそうですよね。その前に「真下~」をテレビでやる・・・わきゃないな(泣)。
寺島さんは、テレ朝のドラマ「富豪刑事」でもいい味出してて、人気出てました。安藤政信氏と共演した「DRIVE」という映画でも、実は一番いいキャラだなと思ってたりします。寺の住職かなんかなんだけど、借金があって、銀行強盗に加担するという役。ライブ会場で突然ステージに上がるハメになり、マイクを持たされ、その場で若者相手に説教を始めてしまうんですが、それがなかなかいい。
寺島さんにピンと来る方には、お薦めな映画です。(ちなみに堤真一さんが主演、SABU監督作品)

私は「踊る大捜査線」のドラマが大好きで毎回かかさず観ていました。湾岸署の面々も凄く好きだし、もちろんスリーアミーゴスも。和久さんが座った椅子に爆弾がしかけられていた回の話とか、ラストの真下刑事が撃たれた回やそのエピソードのラスト、保坂尚輝が逮捕される瞬間、その喫茶店(だったかな)にいた機動隊が一斉に銃を向けた瞬間の爽快感が忘れられない。
映画も1,2を観ました。1は面白かったんですが、2を観た時に、あれ・・・?と首をかしげてしまいました。
青島刑事のキャラが今迄と違っている。一貫性がなくなってる、と思ったんです。
事件に大きいも小さいもないと言っていたのに、「俺を待っていた事件ってこれ?」と小さい事件を小バカにしたようなセリフがあったりして・・・。
すみれさんが撃たれる所は、1と同じでスローモーションにしたら、観る前から分かっちゃうじゃん!と・・・起きてる事件もなんだか無理があるような気がして。
果たして3はあるんでしょうか。織田裕二さんがもう出演する事に首を縦に振らないような気がする・・・(毒)


野獣たちの掟

2005-07-15 09:59:16 | 映画(や行)
ティ・ロン、トニー・レオン、エイレン・チン、レオン・カーフェイ、チョン・プイ出演。イー・トンシン監督作品。88年。

お尋ね者のコウ(ロン)が強盗をするべく入った銀行。しかし、そこには既に先客がいた。若い先客は度胸のない相棒のせいで強盗をする前に発覚、思わずガードマンを撃ってしまい立て籠もることに。手練のコウは二人をあっさり制圧、自分が主導権を握る。初め穏やかだった犯人と人質の関係は、警察とのやり取りの中で次第にぎすぎすしたものに変わってゆく。(allcinema onlineレビューより)

イー・トンシン監督作品で、トニー出演という事で観てみました。
トニーは上のレビューの中に出てくる先客の強盗犯。ガードマンを撃ってしまう役でした。トニー、動きが若い(笑)。ちょこまかしてます。もちろん、そういうキャラの役なんですが、動きがなんか可愛くて・・・
あわてて、黄色い粉を頭から被ってしまったり、あまりにも情けない強盗役なので、つまんないなぁ(苦笑)と思って観ていたら、本打ち登場。ティ・ロンの大物っぷりが良かったですね。
警察には冷血な殺人犯と思われてますが、人質に対する態度や怪我人に対する態度など、ごくごく普通というか、普通より優しいのでは?という感じのキャラでした。
コウと交渉をする刑事のチェンをレオン・カーフェイがやっていて、なかなかいい演技でしたよ。メガネかけてたので、レオン・カーフェイだと気付きませんでしたが(汗)。

強盗犯と人質という設定で、「スペーストラベラーズ」を思い出しました。が、「スペース~」は同じ群像劇でも、ややコメディ入ってるので、また趣が違いますが。
なんか2時間ドラマっぽい?と思ったのですが、ラストを観ると、これは2時間ドラマでは描けませんね。
コウの狙撃命令を出した特捜のチャンという人物の最後の不敵な笑みが忘れられません。(なんで笑みを浮かべたのか、書いてしまうと激しくネタばれになります・汗)

イー・トンシン監督は、登場人物の心理を上手く描いているなと思いました。
凄く面白いというわけではないけれど、じわじわ来る感じ(笑)。
他の作品も観てみたいですね。
・・・・・・香港の監督はそういうの(他のも観てみたくなる)のが多くて、ちょっと大変・・・(苦笑)


欲望の翼

2005-07-11 14:02:44 | 映画(や行)
レスリー・チャン、カリーナ・ラウ、マギー・チャン、ジャッキー・チュン、アンディ・ラウ、トニー・レオン出演。ウォン・カーウァイ監督作品。90年。

この映画、感想を書くのが難しいです。つまらないからではありません。この映画の雰囲気を伝えるのが、難しい。
暗い映像が多くて、観ていて気が滅入る感じがします。フィリピンの映像が唯一、明るいかな…
結論から言うと、私、この映画、好きです。
なんていうか、観ていて、気持ちが映画の雰囲気と流れに添ってしまう感じがします。特にどのシーンが好き、というわけでもなく、なんとなーく好き(苦笑)。上手く説明できない…

退廃的な雰囲気を持つレスリー扮するヨディ。やたらとキザなセリフと行動で女を落とすのに、すぐに捨てる。かといって凄く冷たい人間なわけでもなく。
母親との会話で「一緒に不幸になろう」というヨディに、なんとも言えない気持ちになりました。

ナンパされた方なのに捨てられてしまうマギー扮するリーチェンとか、やたら気性が激しくて、こういう人と友達になりたくないわ(笑)と思うような、でも凄く一途なカリーナ扮するルル(ミミ)とか、失恋したリーチェンを慰める警官のアンディとか、ヨディの友達でルルに恋してしまうジャッキーなどの登場人物が絡み合うストーリーです。でもやっぱりヨディが一番気になる存在だなぁ(笑)

脚のない鳥の話し。今はいないレスリーを想うと、聞いていてせつないきもちになります。
地上に降りるのは、死ぬ時だけだ、なんて…
レスリーの存在って私にとって、とても不思議です。
彼が亡くなった時は、名前は知っていたけれど、名前=顔が浮かばないくらいの知識しかありませんでした。
今、映像で彼を観ていると、彼がこの世に存在しないという実感があまり湧かないんですよね。
どこか遠い世界の話のようで。レスリーがどんな人だったのか、知りたいような気もするし、知らなくてもいいような気もする。
好きとか嫌いとか、そういう次元とは違う存在なのかもしれません。
トニー祭りも落ち着いてきたことだし(笑)、レスリーの作品もいろいろ観てみたいです。

ところで、トニーですが、最後の最後にちょこっとだけ出て来ます。
ストーリーとは何の関係もなく、脈絡なく…
まぁ、それがなぜなのか、話は耳に(というか目に?)入ってきますが、本人が何かで語っていたように、スクリーンの中で、凄く自然ですね。演技っていうかなんていうか…
出かける支度をしてるだけなんですが(笑)
そして、唯一トニーが出ているシーンであるのに、その部分だけ、私が借りたビデオの画像が悪かった(苦笑)
トニ−ファンがそこだけ繰り返して観たからじゃないのか?(爆)


欲望の街・外伝/ロンリーウルフ

2005-06-08 11:15:52 | 映画(や行)
チャン・シウチョン、トニー・レオン、カーメン・リー、ルイ・イーヨン出演、ハーマン・ヤオ監督作品。96年。

マフィア組織・洪興社の構成員であるサンカイは、同じくマフィア組織の東星社のチンピラとトラブるが、 洪興社のボスの息子で刀の名手フェイ(トニ-)に助けられる。父親に反発し、レーサーをしていたフェイだが、父親の引退式に現われる。そこで父親が倒れ、洪興社と東星社との抗争が激化。反発しつつも巻き込まれていくフェイだが・・・。

短く粗筋を書くのが難しい(苦笑)。
この映画のトニー、めちゃくちゃかっこいいです。ちょっとかっこよすぎ。ロンリーウルフってあんた(笑)邦題なんとかしようよと思う事がたびたびありますが、今回は確かにそんな感じ(苦笑)。
登場の仕方もかっこいいし、トニーのPV、「東京攻略」とは別バージョンって感じ。

サンカイの刺青に大笑いしました。香港のチンピラの刺青はああいう感じなんでしょうか?日本だと龍とかトラとか入れたがるでしょ?サンカイのはなんか良く分からないやつでした。炎みたいなのはまだいいとして。


以下、ネタばれ含みます。

フェイは、母親と姉が組織の犠牲になった為、父親に反発していますが、だんだんと理解し始めます。脳内出血で倒れ、半身不随になった父親にご飯を食べさせるシーンは、じーとしてしまいました。トニーの目がいいんだよね。
個人的には、フェイのカーレースのシーンを観たかったな。チンピラとの対決じゃなくて。ま、予算考えても無理なのでしょうが。

フェイが東星社に殴りこみに行った時、警察が出てきて、取り囲んじゃって、ちょっとびっくりしました。そういう展開か~!と。
あと、マオの必殺のケリが良かったですね~(笑)

ラストのフェイの去り方もかっこ良すぎ。「別の男を探しな」とか言っちゃって(笑)ほのかな二人の恋はいいなと思いましたけど。

香港映画って、黒社会の映画が多いですよねー。日本は、仁義なき戦いとか、極道の妻たちとかはあるけど、あとはVシネが多いような。
香港マフィアの映画を観てると、香港行ったら、マフィアが街中にうようよいるんじゃないかと思ってしまう(笑)
日本だとヤクザで、香港だとマフィアで、アメリカはギャングになるのかな?

とりあえず、フツーの人生を歩んでいる私は、ヤクザに遭遇したことはありません。ただ成人式で、中学の同級生が、いかにもヤクザです、という格好していて、びっくりした事はあります。紫のスーツに黒のロングコート、そして白いマフラー(もちろん首からかけている)。金のアクセサリーをぶら下げてました。
20歳なのに、チンピラって感じじゃなくて、間違いなくヤクザって感じだった。貫禄あり過ぎ(笑)小学生の頃は、結構普通だったんだけどなぁ。今ごろどうしてるんだろう、彼は・・・(遠い目)


Uボート

2005-03-06 21:27:58 | 映画(や行)
ドイツの潜水艦映画です。1981年に公開され、大ヒットしたとか。
潜水艦映画は、「クリムゾン・タイド」と「K19」を観た事があります。
あまり記憶に残っていませんが、「クリムゾン・タイド」は面白かった、と記憶してます。
「ローレライ」が公開になり、潜水艦映画の話を某掲示板などで見かけるようになり、気になってはいたのですが、TVでこの映画をやると知り、観てみました。

なるほど。名作と言われるだけの事はあるな、と思いました。
第二次世界大戦中のドイツの潜水艦の話ですが、最初の方は、意外と淡々と話が進み、このまま話だと眠くなっちゃうかも、と思っていたのですが、途中からは、緊張感のある、息の詰まる展開で面白くなりました。

この映画でも、潜航する時、船首に集まってましたね。まさしくそのシーンは「ローレライ」で観たシーンでした。(もちろん、「ローレライ」の方が真似してるんですが)
バランスを取る為に、今度は船尾に走れ!というシーンもありました。「バランスを取る為」というセリフ一言で、なんでみんなが走ってるのか、分かりますね。「ローレライ」でも一言何かあったら分かりやすいのになぁ。観客がみんな潜水艦の事詳しいわけじゃないと思うので。

クライマックスのシーンでは、ジブラルタル海峡(とっても狭いらしい)を渡る事になるのですが、敵だらけでとても突破できそうにない。攻撃され、潜航するものの、舵が取れず、どんどん沈んでしまい、海底に辿り着きます。なんとか海底に着いたものの、浸水するし、あちこち壊れて、浮上できるかどうかも分からなくなり、そのうち酸素がなくなってきます。

酸素がなくなってきて、最後、一か八かで浮上する際に艦長が、みんなに話をするんですが、集まって来てる人達がみな「ハァハァゼィゼィ」といった感じで息をするのが苦しそう。
観ているこっちまで息が苦しくなりました(笑)
なんとか浮上した時に、ハッチを開けて、みんなが「スゥハァスゥハァ」と気持ち良さそうに息をしてました。うーん、酸素って大事ですね。

ラストは、なんとか帰還できたのに、そんな所でセレモニーみたいなのやってないで、さっさと安全な場所に行けよ!とツッコミたくなりますが(笑)、ハッピーエンドじゃない所がまたいいですね。戦争の残酷さを物語っていたような。

ただやはり、昔の映画だからなのか、地味です。
「ローレライ」は、まさしくエンターティメント映画!って感じで派手ですね。
話しを詰め込んじゃって、全部消化できなかった、という感じもした「ローレライ」でしたが、あの手の話(原爆ネタ)はやっぱり日本しか作れない話なんだろうな、と今さらながら思ったりしました。

他にも有名な潜水艦の映画で「眼下の敵」というのがあるそうで。おもしろいんでしょうかね。
実家に確か、TVから取ったビデオがあったような…今度帰った時に観てみようかな。