Movies!!

映画感想ブログです。3周年を迎えました♪
相変わらず、日本映画と香港映画が好きです。

乱気流/グランドコントロール

2005-12-20 11:07:58 | 映画(ら行)
キーファー・サザーランド、ケリー・マクギリス、ロバート・ショーン・レナード、クリスティ・スワンソン、マイケル・グロス出演。リチャード・ハワード監督作品。98年。

雷雨によって機能を果たせなくなった空港と、ジャンボ機墜落の危機を描く航空パニック・サスペンス。雷雨のため、ロサンゼルス空港が使えなくなり、多くの航空機は臨時着陸場としてフェニックス空港へ向っていた。だが、滑走路はすぐに満杯になり、やがて飛行機同士の接触事故が発生しはじめる。同時に空港の機能が完全に麻痺。時を同じくして、上空に待機するジャンボ機内でも事故が発生し、墜落の危機が訪れる。(ヤフーレビューより)

キーファー祭り継続中です(笑)。明日はキーファーの誕生日なので、日曜日から毎日、キーファーの作品を見返しています。昨日は大泣き(苦笑)。その作品はこの後、レビューにあげます。

この映画はキーファー主演で、航空管制塔の管制員の話です。管制員というのは、管制塔の中で画面とにらめっこして、混雑している飛行場の上を整理しながら、パイロットに無線で指示する仕事。ほぼ全編に渡って、管制塔の中で話が進みます。

キーファーの役名はジャック・ハリス。どこかで聞いた名前ですね(爆)この映画のジャックは、銃持ってません(大笑)。何かあるとすぐに銃を構えるジャックとは違うジャックですね。あはは。

ストーリーは、優秀な管制員のジャックが指示した飛行機が、墜落してしまうところから始まります。それがトラウマになって、管制員を辞め、ゲーム製作の仕事をするようになりますが、当時の彼の上司から人手が足りないので、手伝って欲しいと言われ、仕方なく復帰します。
現場でトラウマに苦しみながらも、管制塔のトラブルや、飛行機の墜落の危機を乗り越え、自分自身のトラウマも克服していく・・・というものです。

飛行機パニック物の映画はたくさんありますが、管制員に焦点を当てた映画というのは、あまり聞いた事がありません。初めてこの映画を観た時も非常に新鮮でした。
上にも書きましたが、ほぼ全編に渡って、画面とにらめっこなので、地味な映画ではありますが、サスペンスという意味では上手く出来ていると思います。

そして、この映画は、私がキーファーのファンになってから初めて観た記念すべき映画です!(DVDで観たんですが)
キーファー扮するジャックは、非常に知的な印象を受けます。目は青く(正面からのアップは、本当に青い目が強調されてます)、まつげは長く、髪はブロンド、青いシャツにベストという服装がとてもよく似合っています。
彼は「霊視 After Alice」でも青いシャツを着ていて、それがよく似合ってました。来日時の記者会見の時も青いシャツを着てましたね。ご本人も青いシャツが好きなんじゃないかと勝手に思ってます(笑)。
「24」でのジャックはやたら凄みのあるセリフを吐くことが多いですが、この映画では、温和で知的な話し方です。ただ、「24」と同じなのは、よどみなくセリフを話せるという点。
他の映画でもそうですが、キーファーは本当に流暢な英語を話す人だなといつも思います。
映画の中に出てくる新人管制員のジェリーと話す時のキーファーがとてもステキです。穏やかに楽しげに話します。キーファーがインタビューを受けている時に近いので、素に近いんじゃないかと思います。

キーファーのことばかり書きましたが、他の共演者についてもちょっとだけ触れます(笑)。
ジャックと同じように優秀な管制員で、野心家の役にロバート・ショーン・レナードが扮しています。最初は、ジャックと敵対しているような感じなのですが、最終的には力を合わせて危機を乗り越えます。
このロバート・ショーン・レナード。どこかで観たことがあるとずっと思っていたのですが、「いまを生きる」に出演されてます。それでピンときました。役者を志していた高校生役をやった方ですね。悲しい結末を迎えてしまった役でしたが・・・。ちょっとジム・キャリー似の彼、なかなかかっこいいですよ。

パニックもの、サスペンス映画が好きな人にお薦めです。(でも派手さはないですよ)


最新の画像もっと見る